動機づけの手法「将来リスクの提示」
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動機づけの手法「将来リスクの提示」
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【ユニークな「将来リスクの提示」を行うサイト】
半健康人(例:血圧が高めといわれたが、何も生活習慣を変えない人)に対
し、どうすれば予防行動の必要性を感じさせ(動機づけ)、行動に移させる
かは、健康ビジネスのメインテーマの一つといってもよいでしょう。
多くの動機づけ理論がある中でも、「リスクを感じさせ行動に移させる」と
いう手法は、健康ビジネスでも活用が可能です。今回はリスク提示を行い、
健康行動の動機づけを行う米国のユニークサイトを紹介します。
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【事例紹介】
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■基礎情報
・サイト名:Your Disease Risk
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu
・運営:Harvard Center for Cancer Prevention
(米国ハーバードがん予防センター)
・サイト概要
骨粗鬆症、心臓疾患、糖尿病など12種類のリスクを食生活やライフスタイ
ルから判断できるサイト。判断結果に基づいて、リスクを減らすための情報
を得ることができる。
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■サイトの特長:
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サイトの特長は、「自分が選んだ」改善行動により、リスクが減ることを
「その場」でシミュレーションできるリスクチェックにあります。
●リスクチェックの流れ(糖尿病リスクをチェックする場合)
・糖尿病チェック
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu/hccpquiz.pl?lang=english&func=home&
quiz=diabetes
1)質問に回答
(3分ぐらいで終わるので、時間がありましたら是非試してください)
年齢、病歴、身長・体重、食事内容、喫煙歴、運動習慣、家族の病歴につい
ての質問に、2~3択で回答します。質問数が少ないので、簡単に回答でき
ます。
※入力時に海外の単位がいくつか出てきます。参考までに1Feetは約30セン
チ、1inchは約2.5センチ、1poundは約0.454キログラムです。
2)結果ページの内容:ひと目でわかるグラフ表示
自分のリスクの高低がグラフを使って直感的にわかります。
・結果ページ例
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu/hccpquiz.pl?lang=english&quiz=
diabetes&func=end
3)ページ右部分の「Watch Your Risk Drop」に注目
「自分の改善できそうな項目」を選んでクリックすると、棒グラフのリスク
表示が自動で下がります。上記アドレスの場合、「Eat more whole grains
(全粒穀物を食べる)」といった3つの改善行動のチェックボックスにチェ
ックすると、リスクが自動的に変わります。
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【スポルツの視点】
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■今までも将来のリスク提示をサイトで行う事例はありましたが、病気の進
行した画像を見せて終わっていたり、またリスクを減らす行動がいくつも紹
介されているだけのものが多かったです。
■今回紹介した事例では、単に自分のリスクがわかるだけでなく、「自分が
選んだ行動」によりリスクが減ることを「その場で」理解できることが、ユ
ニークな点といってよいでしょう。
■こうしたシミュレーションサイトには、信頼性のある健康データベース、
グラフ(イラストなど)を使って直感的に訴求するデザインのノウハウ、エ
ンターテイメント性(まじめになりすぎない)などが必要になってきます。
■また、このようなサイトを作る上では、日本人の生活習慣に合わせた質問
項目を作ることが必要になるだけでなく、将来リスクの提示方法もさらに工
夫する必要があるでしょう。(例えば、このままいけばいつぐらいに疾患が
発生するかを提示する、サイトを利用してうまくいった人の感想を提示する
、健康行動をどれぐらいの期間続けるとよいかを提示するなど)
■さらにこのようなリスク提示は、半健康人だけでなく、現在健康な(健康
診断の数値で異常がない)中高年を対象に、特定の疾患に絞らず実施できる
ようにし「健康に投資する必要性」を訴え、さまざまな商品サービスを提案
するという方法もあります。
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動機づけの手法「将来リスクの提示」
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【ユニークな「将来リスクの提示」を行うサイト】
半健康人(例:血圧が高めといわれたが、何も生活習慣を変えない人)に対
し、どうすれば予防行動の必要性を感じさせ(動機づけ)、行動に移させる
かは、健康ビジネスのメインテーマの一つといってもよいでしょう。
多くの動機づけ理論がある中でも、「リスクを感じさせ行動に移させる」と
いう手法は、健康ビジネスでも活用が可能です。今回はリスク提示を行い、
健康行動の動機づけを行う米国のユニークサイトを紹介します。
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【事例紹介】
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■基礎情報
・サイト名:Your Disease Risk
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu
・運営:Harvard Center for Cancer Prevention
(米国ハーバードがん予防センター)
・サイト概要
骨粗鬆症、心臓疾患、糖尿病など12種類のリスクを食生活やライフスタイ
ルから判断できるサイト。判断結果に基づいて、リスクを減らすための情報
を得ることができる。
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■サイトの特長:
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サイトの特長は、「自分が選んだ」改善行動により、リスクが減ることを
「その場」でシミュレーションできるリスクチェックにあります。
●リスクチェックの流れ(糖尿病リスクをチェックする場合)
・糖尿病チェック
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu/hccpquiz.pl?lang=english&func=home&
quiz=diabetes
1)質問に回答
(3分ぐらいで終わるので、時間がありましたら是非試してください)
年齢、病歴、身長・体重、食事内容、喫煙歴、運動習慣、家族の病歴につい
ての質問に、2~3択で回答します。質問数が少ないので、簡単に回答でき
ます。
※入力時に海外の単位がいくつか出てきます。参考までに1Feetは約30セン
チ、1inchは約2.5センチ、1poundは約0.454キログラムです。
2)結果ページの内容:ひと目でわかるグラフ表示
自分のリスクの高低がグラフを使って直感的にわかります。
・結果ページ例
http://www.yourdiseaserisk.harvard.edu/hccpquiz.pl?lang=english&quiz=
diabetes&func=end
3)ページ右部分の「Watch Your Risk Drop」に注目
「自分の改善できそうな項目」を選んでクリックすると、棒グラフのリスク
表示が自動で下がります。上記アドレスの場合、「Eat more whole grains
(全粒穀物を食べる)」といった3つの改善行動のチェックボックスにチェ
ックすると、リスクが自動的に変わります。
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【スポルツの視点】
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■今までも将来のリスク提示をサイトで行う事例はありましたが、病気の進
行した画像を見せて終わっていたり、またリスクを減らす行動がいくつも紹
介されているだけのものが多かったです。
■今回紹介した事例では、単に自分のリスクがわかるだけでなく、「自分が
選んだ行動」によりリスクが減ることを「その場で」理解できることが、ユ
ニークな点といってよいでしょう。
■こうしたシミュレーションサイトには、信頼性のある健康データベース、
グラフ(イラストなど)を使って直感的に訴求するデザインのノウハウ、エ
ンターテイメント性(まじめになりすぎない)などが必要になってきます。
■また、このようなサイトを作る上では、日本人の生活習慣に合わせた質問
項目を作ることが必要になるだけでなく、将来リスクの提示方法もさらに工
夫する必要があるでしょう。(例えば、このままいけばいつぐらいに疾患が
発生するかを提示する、サイトを利用してうまくいった人の感想を提示する
、健康行動をどれぐらいの期間続けるとよいかを提示するなど)
■さらにこのようなリスク提示は、半健康人だけでなく、現在健康な(健康
診断の数値で異常がない)中高年を対象に、特定の疾患に絞らず実施できる
ようにし「健康に投資する必要性」を訴え、さまざまな商品サービスを提案
するという方法もあります。
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