[健康サービス・デザイン編]業界区分の終焉とサービスデザイン
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[健康サービス・デザイン編]2018年2月6日号
≫≫≫Author:大川耕平
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HealthBizWatch Authorの大川耕平です。
「全ての業種業態はライフスタイルサービスに向かう」
ご質問などは気軽にメールください!!!
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【1】特集:健康サービス・デザイン編
---「業界区分の終焉とサービスデザイン」
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「ゲーミフィケーション活用」
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 東北大発iPhoneアプリ、海外 リハビリデバイスなど、10本
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【1】特集:健康サービス・デザイン編
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<テーマ>
業界区分の終焉とサービスデザイン
ヘルスケアに限らず、顧客目線で消費行動をジャーニー化(
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1.業界区分はもはや意味を持たない!
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日本では産業大分類として
一次産業(農業、林業、漁業)
二次産業(鉱業、建設業、製造業)
三次産業(卸売業・小売業、金融・保険業、運輸・通信業、電気・
と分類不能の14区分が存在しています。
デジタル、インターネット、
不動産業である寺田倉庫が2015年にスタートした「
買うことが常識だった洋服に、
・3パターンの料金プランからチョイスし情報を登録
・登録情報をもとにスタイリストが選んだ服が3着届く
・好きなだけ楽しんでもクリーニング不要
・感想をエアークローゼットに送ると次に届くアイテムに反映
→このやり取りをやるほど自分好みに!
という流れです。(17年2月で約10万人の会員数)
https://www.air-closet.com/
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2.大切なのは再定義
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業界区分がICTによって意味がなくなるのと同じように、
倉庫業の旧来型の機能だけにこだわっていたらエアークローゼット
製造業メーカーが自社のプロダクトとサービスを組み合わせて顧客
・メーカーだからサービスは分からない
・直接生活者との接点がない
・異業種は分からない
などと言っている場合ではないのです!!
自社事業の今後のあり方を再定義するタイミングが全ての業種にき
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3.異業種はパートナー
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異業種連携を積極的に展開している注目の2社を紹介します。
●第一生命の健康支援アプリ「健康第一」
http://www.dai-ichi-life-
日本医療データセンター、ネオファースト生命、
・Myレシピパートナー
タニタ食堂、FiNC
・Myカロリーチェック
ソニーモバイルコミュニケーションズ、ウィット
・Myコラム
NHK出版、からだにいいこと
・Myリズム
ドコモヘルスケア
・お薬手帳プラス
日本調剤
・メディカルサポートサービス
保健同人社
●
https://www.healthcare.omron.
・「Welbyマイカルテ」(ウェルビー社提供)
・「ポケットドクター」(OPTiM社提供・開発)
・「curon(クロン)」(情報医療社提供)
・「PepUp」(日本医療データセンター社、ヘルスデータ・
・「HEALTHPLAYER」(Practechs社提供)
・「あすけん」(ウィット社提供)
・「CARADA」(エムティーアイ社提供)
・「カロナビ」(クオリア社提供)
・「ippo-ippo ヘルレコ(仮称)」(SOMPOリスケアマネジメント社提供)
・「DiP2S(ディップス)」(ダックケーブル社提供)
・「Noom(ヌーム)」(Noom社提供)
・「RenoBody(リノボディ)」(ネオス社提供)
・「ヘルスアップWEB(健康情報管理支援サービス)」(
・「Mealthy(メルシー)」(Mealthy社提供)
・「カロミル」(ライフログテクノロジー社提供)
この2社は積極的に顧客価値につなげるための連携先を確保してい
満足するか?
継続利用するか?
が問われることになります。
これらのサービスデザインが機能するか?
そして、連携に魂が宿るか?が勝負です。
今後ヘルスケアサービスは
業界の区分が溶け、自社の目指す方向を再定義し、
連携に関してご質問あればお声掛けください!
●問い合わせ
https://hbw.heteml.jp/
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「ゲーミフィケーション活用」
サービス品質をデザインしていく切り口でゲーミフィケーション要
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【3】今週の注目デジクリップ! <10クリップ>
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[1]ロック・フィールド、レンジで簡単!「温サラダ」
http://www.rockfield.co.jp/
[2]日経デジタルヘルスより、デジタルヘルス・レポート:
http://techon.nikkeibp.co.jp/
[3]ドコモ・ヘルスケア、
https://www.d-healthcare.co.
[4]エン・ジャパン、企業の「メンタルヘルス対策」
https://corp.en-japan.com/
[5]東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)、
http://www.megabank.tohoku.ac.
[6]ファンデリー、健康食通販カタログ「ミールタイム」
http://www.fundely.co.jp/
[7]ヤフーと国立がん研究センターが連携、「Yahoo!
https://about.yahoo.co.jp/pr/
[8]ティップネスと日本ケロッグ、「2WEEKS 美腸ダイエット powered by ケロッグ」をスタート
https://www.tipness.co.jp/www-
[9]CES 2018:退屈なリハビリをゲームに変える未来のペグボード『
http://mhealthwatch.jp/global/
[10]『mHealth Watch』注目ニュース:『ルナルナ』
http://mhealthwatch.jp/japan/