「継続ドライバ」に関する参考情報&継続支援サービス案内
HBW編集部
株式会社スポルツでは、1999年から
海外のヘルスケア&サービスビジネス先行事例を紹介してきました。
海外の成功事例の多くは、継続支援に工夫を凝らしています。
日本では、
・フィットネスクラブの継続率:50~60%(月3%の退会率)
・健康食品の継続率:30~40%
とも言われています。
私たちは国内外の様々な健康ビジネス事例研究、専門家へのヒアリングから、
健康行動の継続に作用する支援技術を探査・抽出・整理して
「継続ドライバ」と命名し、2007年から自主研究を行っています。
現在、10個の「継続ドライバ」が明確になっています。
過去に紹介した情報含め、内容を整理しましたので
是非チェックして、お役立てください。
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継続ドライバの全体像
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10の継続ドライバの全体像ダウンロード
下記のPDFをご覧ください。
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過去のメルマガバックナンバー紹介
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ここでは、継続ドライバについてのメルマガバックナンバーを整理しました。
■ヘルスナレッジ
・継続ドライバ「ヘルスナレッジ」の活用方法
(2010年11月08日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/275.html
■パーソナライズ
・健康行動の継続率を向上させる「パーソナライズ」のチェックポイント
(2010年04月30日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/263.html
■インセンティブ
・インセンティブ専門企業「IncentOne」
(2008年02月22日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/216.html
■ヘルスコミュニケーション
・米国での健康コミュニケーション事例
(2009年03月06日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/238.html
・eDiets.comの「メンタープログラム」
(2007年08月31日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/204.html
■ビジュアルモニタリング
・継続ドライバ「ビジュアルモニタリング」事例
(2009年05月22日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/242.html
・健康記録、大航海時代の到来
(2009年10月23日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/251.html
■交流
・グループダイエットの新しい形を提案する「Trim Teams社」
(2009年07月16日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/246.html
・ダイエット専門のSNSコミュニティ「DietTelevision」
(2007年07月27日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/202.html
・人数限定の小グループダイエットコミュニティ「PeerTrainer」
(2007年08月10日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/203.html
■ITベネフィット
・注目海外健康モニタリング機器の紹介
(2010年02月05日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/257.html
■食品の継続利用率向上に貢献する「サービス」の注目事例
(2010年03月19日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/260.html
■健康関連食品の継続率向上を考える
(2010年04月02日)
http://www.healthbizwatch.com/hbw/global/contents/261.html
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今後の継続ドライバ
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研究開始から4年が経つ継続ドライバですが、その間の事例や、専門家への
インタビューから、いくつかの追加のドライバを考えています。
今後も研究を進めていきます。
●初期成果の実感(First Phase Result)
フィットネスクラブ業界では、ダイエット目的で入会してきた人に対して、
骨盤運動を行わせるクラブがあります。体重減にはそれほど効果は期待でき
ませんが、姿勢がよくなるなどの主観的な変化に気づきやすいことがあり、
このような初期成果の実感が継続のために有効になっています。
また、健康食品業界でも効果に気づきやすいしくみ(客観的な指標だけでなく
主観的な健康度合いの変化を感じてもらえるようにする)が課題になって
います。
●目的の明確化(Goal Setting)
専門家の指導の現場では、何のために運動(食事)をするか、目的を上位化
していくプロセスをカウンセリングで行い、継続的に確認していく点が
ポイントになっています。
●複数人で学びあう(Peer Learning)
人数の少人数とし、学びあいを確実にできる体制づくりのこと。少人数による
学び体制を作ることが、健康行動の継続には有効とされています。
●その他
健康意識が低い人に対して、強制力を働かせたり、自分ごととして感じる健康
指標の活用、リスクのビジュアライズなどを用いる方法があります。
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継続ドライバ活用のポイント
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今まで、スポルツで継続ドライバを活用し、健康サービスの企画・開発を
行ってきた経験から、いくつかの活用ポイントをまとめてみました。
■対象とする人によって有効な継続ドライバは異なる
女性は交流、男性はITベネフィットやコンペティションを好むなど、
ターゲットにより、有効な継続ドライバが変わります。
■自社資産との親和性に注意
魅力的と感じる継続ドライバでも、それを実現するための自社資産と
どの程度親和性があるかを見極めることが大事です。
■植え付ける
継続ドライバは、全てを導入することが大切というわけではありません。
中心とするドライバを決め、その他のドライバを絡ませていくイメージです。
■競争相手、ベンチマーク先との比較
現在考えている継続ドライバに対して、競合、海外ベンチマーク企業との
差異を見てみましょう。どこを中心に据えるべきかのヒントがあるはずです。
【 比較のイメージ 】
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継続率を高めるための「スポルツ」のサービス案内
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継続ドライバを活用した弊社サービスは、
・食品、機器などの製造メーカー様が新たにサービスを付加し、競合との
差異化を行いたい
・現在健康サービスを提供されている企業様がさらに継続率を伸ばしたい
といった場面でご活用いただく場合が多くあります。
サービスには、下記5つのパターンがありますので、
ご参考になさってください。
■調査サービス
競合、海外ベンチマーク企業を決め、どのような継続ドライバを導入し、
継続支援でどのような工夫をしているかを事例調査します。
全体の方向として、どのような継続ドライバを中心に据えていくことが
よいかを考えます。
※スポルツにて調査済の海外事例集もご活用いただけます。
■企画支援サービス
新サービス、新規事業を企画する際、コンセプトを作成する支援を行っていま
す。その中で、継続ドライバの考え方をプラスし、企画支援を行っています。
■プロジェクトメンバーのトレーニング&研修
「社内セミナー+チームワークショップ」により、チームメンバー間に
継続ドライバの知識をしっかりと落とし込み、長期的にみてより高いレベル
での継続を意識した運営ができるようサポートします。
■コンテンツ販売
企画部分は弊社で行い、ターゲットに合わせた継続支援ウェブコンテンツの
形にして提供するものです。コンテンツやシステム専門の制作企業と共同での
提案となります。
■ヘルスケアソーシャルメディア
フェイスブックなどのソーシャルメディアを使い、継続支援ウェブコンテンツ
の形にして提供するものです。ソーシャルメディア専門の制作企業と共同での
提案となります。
●お問い合わせは、こちらからどうぞ。
お気軽にご相談ください。
https://www.sportz.co.jp/contact/
電話:03-3468-8125
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