米国フィットネス教育会議におけるトレンド:子供向けフィトネスの注目事例を紹介
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【今回の注目事例】 米国フィットネス教育会議におけるトレンド:
~ 子供向けフィトネスの注目事例を紹介 ~
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【米国フィットネス教育会議(AAHPERD National Convention)とは】
米国フィットネス教育会議とは、フィットネスに関わる現場の専門家(体
育の教師やフィトネスクラブの指導者)の「指導スキル向上」を目的とした
米国最大級のセミナーを中心とした展示会。大学教授などによる最新の学術
研究発表や企業の商品活用例紹介セミナーなどが豊富に用意されています。
日本でも子供の肥満や運動不足が指摘されはじめていますが、今年の会議で
は「子供向けのフィットネス」をテーマとしたものが多く見られました。そ
こで今回は、同会議でセミナーを開催した2つの子供(小学生)向けフィッ
トネスの注目企業を紹介します。
【フィットネス教育会議の開催概要】
・日程:2003年4月1日~5日(フィラデルフィア)
・主催:全米健康体育レクリエーション・ダンス連盟(AAHPERD)
・URL: http://www.aahperd.org/convention/template.cfm
・セミナー内容
http://www.aahperd.org/convention/template.cfm?template=program.html
・出展者リスト
http://www.aahperd.org/convention/template.cfm?template=exhibitorlist.cfm
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【子供向けフィットネスの注目事例1:PRO-FIT Professional】
~ 「指導者」をターゲットに用品&マニュアルが充実 ~
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■運営:PRO-FIT Professional Fitness Instructor Training Company社
■URL: http://www.exercisexpress.com/upcoming_events.htm
■特徴
子供向けのフィットネス用品の販売を考えた場合、指導者もしくは親が重要
になります。PRO-FIT Professional社は、豊富な子供用フィットネス用品を
そろえ、指導者向けに特化した販売形式を採用しています。
具体的には、万歩計、子供用フィットネスボール、簡易型のトランポリン
「Jump Box」、各種指導者用マニュアル類など、さまざまなメーカーの商品
を総合的に扱っています。なかでも、万歩計DIGI-WALKERについては、子供
の運動のモチベーション維持に役立つ商品として積極的に紹介しています。
※DIGI-WALKERの開発製造は、New Lifestyles社で行われています。New Li
festyles社は、指導者用のガイドブック、記録用カレンダー、スタンプ、ポ
スターやバッジ、アメリカ大陸横断チャート、万歩計保管ケースなど計20ア
イテムのパッケージ「School Kit」を提案しています。(価格:$560~)
・New Lifestyles社:万歩計の指導者用パッケージ
http://www.thepedometercompany.com/schoolkits.html
■「指導者」に絞った商品提案
パーソナルトレーナーの数も多い米国では、指導者向けの商品が非常に充実
しています。企業側も、授業の中でどう商品を使って効果を上げるかという
研究を行い、指導者に受け入れられる商品づくりを行っています。
日本でも子供向けフィットネス用品の開発では、「指導者」が重要なターゲ
ットになることは間違いないでしょう。
【子供向けフィットネスの注目事例2:Choosy Kids Club】
~ 「遊びながら学ぶ」アクティビティ・プログラムが充実 ~
Choosy Kids Clubは、大学内に設置された乳児から小学生を対象とした
フィットネスセンター(公的施設)。小学生の場合は、平日週2日夕方3時間
開催し、フィットネス教育を専門に学ぶ学生が子供を直接指導しています。
■運営:WV Motor Development Center(ウエストバージニア大学医学部)
■URL: http://www.wvu.edu/~physed/mdc/programs/choosy_kids/
■特徴
同センターの特徴は、「アクティビティ・プログラム」にあります。このプ
ログラムは子供向けキャラクター「Choosy」のテーマソングにあわせたゲー
ム、屋内でのロッククライミング、筋力トレーニング、自転車こぎ、ストレ
ッチなど、「遊びながら運動すること」をテーマにしています。
・Choosy Kids Clubの写真
http://www.wvu.edu/~physed/mdc/programs/choosy_kids/photos.htm
※このような「アクティビティ・プログラム」を提供する企業としては、
Traverse Wall Climbing社があります。同社は、小学生向けの「室内ロック
クライミング(壁のぼり)」用品を販売。子供の筋力・柔軟性・忍耐力・チ
ャレンジ精神を鍛えることを狙いとしています。
・Traverse Wall Climbing社
http://www.traversewall.com/
■「室内」で遊びながら運動する
日本の都会の場合遊び場が少なくなり、小学生が放課後の遊び場としてこの
ように「室内」で擬似的にアウトドアを演出した施設で、遊びながら運動で
きるのは魅力的です。今後、アクティビティ・プログラム専門の指導者の養
成も必要となるでしょう。
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【HBMチームの視点】
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■このように子供のフィットネス向けビジネスでは、「指導者」「室内でア
ウトドアを感じ、遊びながら」という二つのキーワードがあるようです。今
回は、特に小学生をターゲットとした事例でしたが、幼稚園・保育園・託児
サービスなどでの子供のフィットネスサービスの展開も考えられます。
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【今回の注目事例】 米国フィットネス教育会議におけるトレンド:
~ 子供向けフィトネスの注目事例を紹介 ~
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【米国フィットネス教育会議(AAHPERD National Convention)とは】
米国フィットネス教育会議とは、フィットネスに関わる現場の専門家(体
育の教師やフィトネスクラブの指導者)の「指導スキル向上」を目的とした
米国最大級のセミナーを中心とした展示会。大学教授などによる最新の学術
研究発表や企業の商品活用例紹介セミナーなどが豊富に用意されています。
日本でも子供の肥満や運動不足が指摘されはじめていますが、今年の会議で
は「子供向けのフィットネス」をテーマとしたものが多く見られました。そ
こで今回は、同会議でセミナーを開催した2つの子供(小学生)向けフィッ
トネスの注目企業を紹介します。
【フィットネス教育会議の開催概要】
・日程:2003年4月1日~5日(フィラデルフィア)
・主催:全米健康体育レクリエーション・ダンス連盟(AAHPERD)
・URL: http://www.aahperd.org/convention/template.cfm
・セミナー内容
http://www.aahperd.org/convention/template.cfm?template=program.html
・出展者リスト
http://www.aahperd.org/convention/template.cfm?template=exhibitorlist.cfm
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【子供向けフィットネスの注目事例1:PRO-FIT Professional】
~ 「指導者」をターゲットに用品&マニュアルが充実 ~
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■運営:PRO-FIT Professional Fitness Instructor Training Company社
■URL: http://www.exercisexpress.com/upcoming_events.htm
■特徴
子供向けのフィットネス用品の販売を考えた場合、指導者もしくは親が重要
になります。PRO-FIT Professional社は、豊富な子供用フィットネス用品を
そろえ、指導者向けに特化した販売形式を採用しています。
具体的には、万歩計、子供用フィットネスボール、簡易型のトランポリン
「Jump Box」、各種指導者用マニュアル類など、さまざまなメーカーの商品
を総合的に扱っています。なかでも、万歩計DIGI-WALKERについては、子供
の運動のモチベーション維持に役立つ商品として積極的に紹介しています。
※DIGI-WALKERの開発製造は、New Lifestyles社で行われています。New Li
festyles社は、指導者用のガイドブック、記録用カレンダー、スタンプ、ポ
スターやバッジ、アメリカ大陸横断チャート、万歩計保管ケースなど計20ア
イテムのパッケージ「School Kit」を提案しています。(価格:$560~)
・New Lifestyles社:万歩計の指導者用パッケージ
http://www.thepedometercompany.com/schoolkits.html
■「指導者」に絞った商品提案
パーソナルトレーナーの数も多い米国では、指導者向けの商品が非常に充実
しています。企業側も、授業の中でどう商品を使って効果を上げるかという
研究を行い、指導者に受け入れられる商品づくりを行っています。
日本でも子供向けフィットネス用品の開発では、「指導者」が重要なターゲ
ットになることは間違いないでしょう。
【子供向けフィットネスの注目事例2:Choosy Kids Club】
~ 「遊びながら学ぶ」アクティビティ・プログラムが充実 ~
Choosy Kids Clubは、大学内に設置された乳児から小学生を対象とした
フィットネスセンター(公的施設)。小学生の場合は、平日週2日夕方3時間
開催し、フィットネス教育を専門に学ぶ学生が子供を直接指導しています。
■運営:WV Motor Development Center(ウエストバージニア大学医学部)
■URL: http://www.wvu.edu/~physed/mdc/programs/choosy_kids/
■特徴
同センターの特徴は、「アクティビティ・プログラム」にあります。このプ
ログラムは子供向けキャラクター「Choosy」のテーマソングにあわせたゲー
ム、屋内でのロッククライミング、筋力トレーニング、自転車こぎ、ストレ
ッチなど、「遊びながら運動すること」をテーマにしています。
・Choosy Kids Clubの写真
http://www.wvu.edu/~physed/mdc/programs/choosy_kids/photos.htm
※このような「アクティビティ・プログラム」を提供する企業としては、
Traverse Wall Climbing社があります。同社は、小学生向けの「室内ロック
クライミング(壁のぼり)」用品を販売。子供の筋力・柔軟性・忍耐力・チ
ャレンジ精神を鍛えることを狙いとしています。
・Traverse Wall Climbing社
http://www.traversewall.com/
■「室内」で遊びながら運動する
日本の都会の場合遊び場が少なくなり、小学生が放課後の遊び場としてこの
ように「室内」で擬似的にアウトドアを演出した施設で、遊びながら運動で
きるのは魅力的です。今後、アクティビティ・プログラム専門の指導者の養
成も必要となるでしょう。
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【HBMチームの視点】
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■このように子供のフィットネス向けビジネスでは、「指導者」「室内でア
ウトドアを感じ、遊びながら」という二つのキーワードがあるようです。今
回は、特に小学生をターゲットとした事例でしたが、幼稚園・保育園・託児
サービスなどでの子供のフィットネスサービスの展開も考えられます。
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