注目事例ベスト3
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【今年1年を振り返って】:注目事例ベスト3
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みなさん、こんにちは。ヘルスビズマトリクスチームの町田澄代です。
いよいよ暮れも押し迫り、慌ただしい時期になりましたね。
今回は、今年最後の配信となりますので、1年間配信した全21事例の中から
、特に注目したい事例を3つセレクト。その後の最新動向を紹介し、今後の
方向性を考えます。
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【注目事例1:睡眠ビジネス】 「睡眠障害」は新たな生活習慣病
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まず1つ目は、食・運動とともに健康生活に欠かせない「睡眠」に関するサ
イトです。睡眠情報ポータルともいえる米国睡眠協会のサイトをVOL105
(2003年03月14日)にて紹介しました。
■事例概要
・運営:Sleep Foundation(米国睡眠協会)
・URL: http://www.sleepfoundation.org
■最新動向
今年11月、米国睡眠協会は、新たにドライバーのための居眠り予防情報の新
サイトを開設。また、「ナルコレプシー(居眠り病)」の教育用CD-ROMを開
発するなど、積極的に睡眠障害についての啓蒙活動に取り組んでいます。
・プレスリリース:睡眠協会が新サイトを開設。
http://www.sleepfoundation.org/PressArchives/dd_launch.cfm
■今後の方向性
老化や生活習慣病ともつながりの深い「睡眠障害」の潜在患者は、少なくな
いといわれています。睡眠と健康状態の関係を理解でき、睡眠障害の自覚を
促すような取り組み、さらに睡眠専門医(専門家)についての情報提供など
も必要となるでしょう。今後は、患者向けの症状改善のためのマウスピース
類やモニタリング(チェック)機器などの販売ビジネスも拡大すると予想し
ます。
※参考情報
・松下電工"快眠"追求でポータルサイト(2003/11/7)
http://www.mew.co.jp/press/0311/0311-11.htm
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【注目事例2:スーパー・コンビ二】「健康ステーション」として期待大
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2つ目は、消費者に身近な「健康ステーション」としてスーパーマーケット
に着目します。VOL116(2003年09月26日)で紹介したHealthnotes社は、
健康情報を手軽に取り出せる健康キオスクのコンテンツを提供する企業です。
■企業概要
・運営企業:Healthnotes, Inc.
・サイトURL: http://www.healthnotes.com
■最新動向
Healthnotes社のキオスク向け健康コンテンツは、先ごろスーパー大手
Raley's社にも導入されました。また、今秋からは、英語だけでなくスペイ
ン語バージョンのコンテンツも販売を開始しています。
■今後の方向性
日本のスーパーマーケットでも健康志向食品の充実、ドラッグストア部門の
強化などの動きが見られます。さらに、2004年以降には、コンビ二エンスス
トアでの医薬品販売品目が拡大されることも決まっており、小売・流通業の
健康アプローチが活発化しています。
スーパー・コンビ二が、消費者の「健康ステーション」として機能していく
ためには、商品の品揃え以外に、健康キヨスク端末や郵送検診サービスの取
り扱いなど、「消費者のセルフケアをいかに総合的にサポートできるか」に
かかっているとも言えるでしょう。
※参考情報
・ダイエー「すこやか育ち」
http://www.daiei.co.jp/sukoyaka/sukoyaka.html
・NTTデータ・丸紅・マルエツ、無線ICタグでの実証実験開始(2003/9/19)
http://www.nttdata.co.jp/release/2003/091900.html
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【注目事例3:ストレス管理ビジネス】 ビジネスマンの「心のケア」
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3番目は、「ストレス管理ビジネス」。事例VOL111(2003年07月04日)で
紹介したmyGoals.comの特徴は、通常のメンタルヘルス相談サイトとは違う
「自分自身で解決する」アプローチでした。
■企業概要
・運営:myGoals.com
・URL: http://www.mygoals.com//gotoHome.jsp
■最新動向
同社12月のプレスリリースでは、「新年の抱負」ユーザーアンケートの結果
が発表されています。「キャリアの悩み解決(27%)」が、前年から大幅ア
ップ、「健康についての悩み解決(24%)」を抑えて第一位となっています
。
・プレスリリース:2004 New Year's Resolutions
http://www.mygoals.com//about/pressRelease011.html
■今後の方向性
日本でも従業員のメンタルヘルスをサポートするEAP(従業員アシスタンス
サービス)サービスが、注目されています。仕事やプライベートな悩みを相
談できる専門機関を紹介してもらえるサービス、ストレスとのつきあい方を
身につけるための教育サービスなど、ストレス管理サービスのバリエーショ
ンが期待されています。
※参考情報
・ジャパンEAPシステムズ
http://www.jes.ne.jp/
・MTOP
http://www.mtop.jp/pr/index.html
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【今年1年を振り返って】:注目事例ベスト3
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みなさん、こんにちは。ヘルスビズマトリクスチームの町田澄代です。
いよいよ暮れも押し迫り、慌ただしい時期になりましたね。
今回は、今年最後の配信となりますので、1年間配信した全21事例の中から
、特に注目したい事例を3つセレクト。その後の最新動向を紹介し、今後の
方向性を考えます。
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【注目事例1:睡眠ビジネス】 「睡眠障害」は新たな生活習慣病
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まず1つ目は、食・運動とともに健康生活に欠かせない「睡眠」に関するサ
イトです。睡眠情報ポータルともいえる米国睡眠協会のサイトをVOL105
(2003年03月14日)にて紹介しました。
■事例概要
・運営:Sleep Foundation(米国睡眠協会)
・URL: http://www.sleepfoundation.org
■最新動向
今年11月、米国睡眠協会は、新たにドライバーのための居眠り予防情報の新
サイトを開設。また、「ナルコレプシー(居眠り病)」の教育用CD-ROMを開
発するなど、積極的に睡眠障害についての啓蒙活動に取り組んでいます。
・プレスリリース:睡眠協会が新サイトを開設。
http://www.sleepfoundation.org/PressArchives/dd_launch.cfm
■今後の方向性
老化や生活習慣病ともつながりの深い「睡眠障害」の潜在患者は、少なくな
いといわれています。睡眠と健康状態の関係を理解でき、睡眠障害の自覚を
促すような取り組み、さらに睡眠専門医(専門家)についての情報提供など
も必要となるでしょう。今後は、患者向けの症状改善のためのマウスピース
類やモニタリング(チェック)機器などの販売ビジネスも拡大すると予想し
ます。
※参考情報
・松下電工"快眠"追求でポータルサイト(2003/11/7)
http://www.mew.co.jp/press/0311/0311-11.htm
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【注目事例2:スーパー・コンビ二】「健康ステーション」として期待大
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2つ目は、消費者に身近な「健康ステーション」としてスーパーマーケット
に着目します。VOL116(2003年09月26日)で紹介したHealthnotes社は、
健康情報を手軽に取り出せる健康キオスクのコンテンツを提供する企業です。
■企業概要
・運営企業:Healthnotes, Inc.
・サイトURL: http://www.healthnotes.com
■最新動向
Healthnotes社のキオスク向け健康コンテンツは、先ごろスーパー大手
Raley's社にも導入されました。また、今秋からは、英語だけでなくスペイ
ン語バージョンのコンテンツも販売を開始しています。
■今後の方向性
日本のスーパーマーケットでも健康志向食品の充実、ドラッグストア部門の
強化などの動きが見られます。さらに、2004年以降には、コンビ二エンスス
トアでの医薬品販売品目が拡大されることも決まっており、小売・流通業の
健康アプローチが活発化しています。
スーパー・コンビ二が、消費者の「健康ステーション」として機能していく
ためには、商品の品揃え以外に、健康キヨスク端末や郵送検診サービスの取
り扱いなど、「消費者のセルフケアをいかに総合的にサポートできるか」に
かかっているとも言えるでしょう。
※参考情報
・ダイエー「すこやか育ち」
http://www.daiei.co.jp/sukoyaka/sukoyaka.html
・NTTデータ・丸紅・マルエツ、無線ICタグでの実証実験開始(2003/9/19)
http://www.nttdata.co.jp/release/2003/091900.html
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【注目事例3:ストレス管理ビジネス】 ビジネスマンの「心のケア」
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3番目は、「ストレス管理ビジネス」。事例VOL111(2003年07月04日)で
紹介したmyGoals.comの特徴は、通常のメンタルヘルス相談サイトとは違う
「自分自身で解決する」アプローチでした。
■企業概要
・運営:myGoals.com
・URL: http://www.mygoals.com//gotoHome.jsp
■最新動向
同社12月のプレスリリースでは、「新年の抱負」ユーザーアンケートの結果
が発表されています。「キャリアの悩み解決(27%)」が、前年から大幅ア
ップ、「健康についての悩み解決(24%)」を抑えて第一位となっています
。
・プレスリリース:2004 New Year's Resolutions
http://www.mygoals.com//about/pressRelease011.html
■今後の方向性
日本でも従業員のメンタルヘルスをサポートするEAP(従業員アシスタンス
サービス)サービスが、注目されています。仕事やプライベートな悩みを相
談できる専門機関を紹介してもらえるサービス、ストレスとのつきあい方を
身につけるための教育サービスなど、ストレス管理サービスのバリエーショ
ンが期待されています。
※参考情報
・ジャパンEAPシステムズ
http://www.jes.ne.jp/
・MTOP
http://www.mtop.jp/pr/index.html
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