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[モバイルヘルス&アプリ動向編]2019年9月10日号
   ≫≫≫Author:渡辺 武友
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モバイルヘルス担当の渡辺武友です。
 
あなたにとって競合企業とはどんな位置づけですか?
「やっていることは知りたいけど、あまり人気者だと、自分の商品やサービスが霞むのでやめて欲しいなぁ」
なんて思っていませんか?(笑)
 
今回は競合を知ることの利点について紹介します。
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
---「競合を理解している者だけが勝つ!」
 
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「デジタル化の魅力(2)」
 
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 令和元年度健康経営度調査、海外 Fitbit動向など、10本
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
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<テーマ>
競合を理解している者だけが勝つ!
 
 
現在、法人向け健康ビジネスセミナーを開催しています。
今回のセミナーの特長は2/3は講義、1/3はディスカッションすることで、ただ聞いているだけより、参加者の理解を深められるところです。
 
実はもう1つポイントがあります。
すでに法人向けビジネスしている人も、これからはじめる人も含めて、“競合”の人たちでディスカッションしてもらいます。
 
競合のことは知りたいけど、会話は苦手…
と思っていませんか?
 
ビジネスを成功させたければ『競合を深く知ることが重要』なのです!
 
なぜ『競合を深く知ることが重要』なのか?
紹介していきます。
 
 
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なぜ競合を深く知るべきなのか?
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我々にとってのお客様(提供者)と会話するとき、当然、競合の話題がでるのですが、多くの場合、
 
“目立つ企業の良くない点を探し、自分たちは大丈夫と安心したい”
 
との心理が働いているように感じます。
 
 
安心感を得て、心の安定を保つことは大切です。
しかし、安心感を得ただけでは1円も得ることはできません!
知るべきは商売のヒントです。
 
競合について知るべきことは、
『なぜ顧客に受け入れられているのか?』
です。
 
商品やサービスを見ていても、驚くような機能などが備わっていることはありません。
今さら多くのデバイスとアプリが連携します。では売りになりません。
業界で長く支持されている商品やサービスほど、中身はオーソドックスなことが多いです。
 
ですので、たくさんいる競合の中から、なぜ顧客がその商品やサービスを選んでいるのかを知る必要があるのです。
 
 
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競合を知ることで勝てる戦略が組める
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なぜ競合を知ることで、勝てる戦略が組めるのか?
お伝えします。
 
あなたが商品やサービスを購入したとき、100%満足していますか?
最初はこれしかない!と思っていても、徐々に不満点が見つかってきたり、他社のものに目移りすることがあると思います。
そして商品なら「古くなったから」とか「新しい基準に対応してないから」とか、理由を見つけて買い換えていると思います。
 
健康ビジネスにおいても、同じことが言えます。
 
顧客は競合の何を支持し、何に不満を感じているのか?
知ることができれば、自社の商品を変えずに、どの部分を補強すれば競合からこちらにチェンジしてもらえるかがわかります。
 
 
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競合を知るには仲良くなるが近道!
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競合を知るためには、顧客が何を支持し、何に不満を感じているのか?
知ることだとお伝えしました。
 
顧客の心理は、顧客に聞かないとわかりません。
しかし、顧客に聞く前に、基礎ベースとして競合を知らないと、顧客の共感を得ながら、聞き出すことは難しくなります。
 
客の立場からすれば、自社の競合製品の基礎的なことを客に聞いてくるような不勉強な者と、深い話しなどしたくないでしょう。
 
ですので、基本的なことから競合を知ることは大切です。
 
どのような告知をしているのか?
サービスの流れはどうなっているのか?
 
体験できるのであればお金を払ってでも、すべてやるべきです。
 
それでもわからない、もっと知りたいときは直接聞くことです。
 
直接聞くためには、相手も話しやすい状況を作らなければなりません。
ただ教えてでは警戒されて話すことはないでしょう。
しかし、自分の状況や失敗談などを話すと、共感して教えてくれたりするものです。
そして、その後も情報交換できる間柄にもなりえます。
 
競合とは、蹴落とし合うのではなく、切磋琢磨できる仲間になってしまった方が、お互いハッピーになれるのです。
 
 
今回は“競合の捉え方”について紹介しました。
タイトルが「競合を理解している者だけが勝つ!」だったので、蹴落とし方を期待したのならごめんなさい!(笑)
 
 
法人向け健康ビジネスに限りますが、競合とコミュニケーションする機会をディスカッション付きセミナーとして提供しています。
ぜひ、この場を役立ててみてください。
 
 
 
「なぜ法人向け健康ビジネスは儲からないのか?
本質を知り、儲かる健康ビジネスへシフトチェンジするために」
セミナー開催
 
 
---<セミナー>
1回1時間半の講義とディスカッション
 
価 格:1万円(税込み)/人
日 程:現在、全日程が満席となっております。
    追加開催日程につきましては後日お知らせいたします。
会 場:スポルツ内(渋谷区神宮前6-18-3 RooMY生稲4F)
 
 
---<自社だけで話を聞きたい方向けセミナー>
自社のメンバーとしっかり共有したい場合もあると思います。
その場合は、同内容をプライベートセミナーとして提供も可能です。
 
価格:5名まで一律5万円/10名まで一律10万円
(※遠方の場合、別途交通費をお願いします)
 
お申込みはこちら
 
※お申込み後、担当者より別途ご連絡致します。
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※上記セミナーへのお申込みはGoogleフォームを使っています。
Googleフォームを利用できない方は、お手数ですが下記お問い合わせページよりご連絡をお願い致します。
「お問合せ内容」に“セミナーについて”とお書きいただけば、こちらからご連絡させていただきます。
 
 
 
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【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「デジタル化の魅力(2)」
 
デジタル化はモノの価値の変化と同期しています。モノの機能を販売していた時代は終焉を迎え、モノは顧客との価値共創のツールです。
 
 
 
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【3】今週の注目デジクリップ! <10クリップ>
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[1]モンテローザ、「モンテローザフィットネス 24 桜木町」グランドオープン!【PDF】
24時間年中無休の会員制フィットネスジム。有酸素運動マシン・ウエイトマシン・フリーウエイトコーナー・ストレッチスペースなどの設備が充実。さらに、水素水サーバー(有料)やプロテインサーバー(有料)を設置。(2019/08/27)
 
[2]フジッコ、昆布は加工により肥満抑制効果が増強するー食物繊維の変化が関与ー【PDF】
加熱強度を変えて食物繊維の性質を変化させた昆布(加熱(弱)昆布、加熱(中)昆布、加熱(強)昆布)を高脂肪食に混ぜてマウスに与え肥満への影響を調べた。その結果、最適な加熱条件で加工された昆布の食物繊維を摂取することによって、より増強した肥満抑制効果が得られることが示唆された。(2019/08/28)
 
[3]RIZAP、ヘルスケア事業が産官学金連携による行橋市「本当に〇〇歳!?体力年齢マイナス10歳プロジェクト」に参画
本プロジェクトでは中高年を対象に、RIZAPの健康増進プログラム(対面プログラム)と、正興ITソリーションズと佐賀大学による非対面プログラム等を提供し、健康的な運動・食事を習慣化し、体力年齢マイナス10歳を目指す。(2019/08/29)
 
[4]朝日生命保険とディー・エヌ・エー、日々楽しめる健康増進活動をサポート ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom×ほけん」提供開始【PDF】
2019年3月に締結した業務提携の第一弾として、朝日生命のすべてのお客様向けに「kencom×ほけん(けんこむほけん)」の提供を開始。2020年度以降、取組みの第二弾として、新たなヘルスケア型保険商品の共同開発を予定している。(2019/08/29)
 
[5]経済産業省、「健康経営銘柄2020」「健康経営優良法人(大規模法人部門)2020」の選定に向けた令和元年度健康経営度調査を実施します
法人の健康経営の取組状況と経年での変化を把握・分析することを目的として令和元年度健康経営度調査を発送・公開。本調査の結果は「健康経営銘柄2020」の選定や「健康経営優良法人(大規模法人部門)2020」の認定に活用される。(2019/08/30)
 
[6]SD C、日本初、処方せんなしで医薬品が買える零売薬局チェーンの誕生(PR TIMESより)
零売薬局とは、病院などで使用される医療用医薬品約15,000種類の内、処方箋なしでの販売が認められた医薬品約7,300種類を、薬剤師のカウンセリングのもと販売する薬局のこと。(2019/08/30)
 
[7]ガーミンジャパン、トレーニング支援アプリ「Garmin Sports」の提供を開始(@Pressより)
Garmin Sportsは、2017年に台湾でスタートし、全12ヵ国で展開する、Garminユーザーとコーチが集うトレーニングプラットフォーム。(2019/09/02)
 
[8]30秒のセルフィービデオで血圧が測定できる!トロント大学研究者が開発中
開発した手法は、スマホのビデオで30秒顔をとらえるというもの。カメラのライトが皮膚にあたると皮膚の下の赤血球に到達する、そして跳ね返ってきた赤いライトをセンサーでとらえる。(2019/08/30)
 
[9]Fitbit、「スマート国家」構想の健康プロジェクトでシンガポール政府と提携
プロジェクト「Live Healthy SG」は、FitbitとHPBがシンガポール向けに独自に設計したもの。シンガポール国民が運動、睡眠、栄養、精神的幸福感などの分野でより健康的な習慣を取り入れるよう促す狙いがある。(2019/09/03)
 
[10]『mHealth Watch』注目ニュース:女性のエクササイズ、100年の歴史を動画で
今回注目するのは、 女性のエクササイズ、ダイエットのこれまでの100年のトレンドを「VOGUE」がまとめた動画です。この動画では、女性のエクササイズ、ダイエットに関連したトレンドも紹介されています。(2019/09/09)
 
 
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