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■国内:モノマーケットの動向
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▼NTTドコモと東大病院、「クラウド型12誘導心電図伝送システム」をドコモ
 より商用提供開始
ドコモと東大病院は、2011年9月の共同研究開始以降「クラウドサーバー型モバ
イル12誘導心電図伝送システム」の開発および共同研究における実証試験を実
施することで心筋梗塞患者の再灌流までに要する時間を従来より平均30%の短縮
効果が得られることを確認した。(2015/01/15)
 
▼コトブキ、「SoWell(ソーウェル)」を新発売
屋外用健康器具の新シリーズ「SoWell」を発売し3月より出荷開始予定。また、
健康器具の利用方法の参照や運動の記録等ができるアプリをリリース。
(2015/01/15)
 
▼富士通、「FEELythm」を販売開始
ドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー。独自のアルゴリズム
にてドライバーの耳に装着したセンサーから取得した脈波情報などからドライ
バーの眠気状態を検知し、本人および運行管理者に通知することができる。
(2015/01/19)
 
▼アシックス、ランニングウエアのグローバルコンセプトシリーズを日本で
 初展開
パフォーマンスを高めたいランナー向けに「より遠くへ、より速く走る」を
テーマに開発、デザインしたランニングウエアのグローバルコンセプトシリー
ズ62品番を直営店アシックスストア各店、全国のスポーツ用品店などで発売。
(2015/01/20)
 
▼ニチモウバイオティックス、「すっきりめぐる青汁」を新発売【PDF】
ニチモウの特許製法により作られた「発酵大豆胚芽」を使用した初めての健康
食品。野菜不足を補うだけでなくカラダの中からキレイをサポートする青汁を
目指し、昔から“食薬”として親しまれてきた和漢素材を配合。
(2015/01/20)
 
▼ミツカン、2015年春ミツカン新製品「アサイー黒酢」など新発売
国産玄米を100%使って醸造した黒酢にアサイーエキスとぶどう果汁を加えて飲
みやすく仕上げた黒酢飲料。6倍希釈時にはコップ一杯(180ml)当たり、黒酢
を約9ml摂取できる。(2015/01/22)
 
▼カゴメ、「ウェアラブルトマト」開発プロジェクト始動
明和電機と初タッグを組み、最先端テクノロジーの“ウェアラブル”に着目し
走りながらトマトが補給できるデバイス「ウェアラブルトマト」開発プロジェ
クトを始動。トマトの課題である携帯の難しさを様々なアプローチで解決すべ
く多様なスペックを持つウェアラブルデバイスの企画及び開発を進めている。
(2015/01/22)
 
▼ジョンソン・エンド・ジョンソン、糖尿病の自己検査用グルコース測定器
 「ワンタッチベリオビュー」誕生
新しい「ワンタッチベリオビュー」では、より少ない血液量で高精度な測定が
可能に。さらに直近7日間、30日間の測定結果をグラフ表示で確認できる「ふり
かえり機能」により患者さんの行動変容をサポートする。(2015/01/23)
 
▼オムロンヘルスケア、「オムロン上腕式血圧計 HEM-7280C」新発売
同社の家庭用血圧計としては初めてBluetoothとNFCの両方の近距離無線通信技
術を搭載。スマホで測定データを転送し、健康サポートサービス「ウェルネス
リンク」を活用して、iPhone/Androidスマホ専用アプリ「からだグラフ」でデ
ータの管理・確認を行うことができる。(2015/01/26)
 
▼オムロンヘルスケア、「オムロン活動量計 HJA-403C カロリスキャン」
 新発売
歩数だけでなく階段上りや早歩き歩数を測定し、それらの測定データをiPhone
やAndroidスマートフォンで管理することができる通信機能付き活動量計。
Bluetooth/NFC通信機能を搭載。(2015/01/27)
 
▼コカ・コーラシステム、「コカ・コーラ ライフ」新発売
砂糖とステビアの葉から抽出された植物由来の甘味料を用いてコカ・コーラ
ならではのおいしさをカロリーオフで実現。自然派志向が高く健康的な生活を
送ることに気をかけている大人の層に炭酸飲料の新しい選択肢を提供。
(2015/01/27)
 
▼オムロンヘルスケア、「オムロン体重体組成計 HBF-254C カラダスキャン」
 新発売
Bluetooth/NFC通信機能を搭載。測定したデータは健康サポートサービス「ウェ
ルネスリンク」及びデータ管理アプリ「からだグラフ」(iPhone版/Android版)
で簡単にデータ管理ができる。(2015/01/28)
 
 
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■国内:施設サービスマーケットの動向
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▼ケアプロと小田急電鉄、検体測定室「小田急ケアプロ登戸店」オープン
 【PDF】
セルフ健康チェック施設。「ちょっと立ち寄り、ちゃんと健康」をコンセプト
に、わずかな時間で手軽に健康をチェックすることができる。検査項目は、500
円(税別)から検査できる血糖値や血管年齢の他、複数の検査をあわせたセッ
トメニューなど豊富。(2015/01/08)
 
 
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■国内:その他 業界誌、調査、イベントなど関連情報
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▼ソニー生命保険、ライフプランニングに関する調査
最近どのようなことに生活不安を感じるか聞いたところ最多回答は「家計・経
済状態(賃金水準や資産状況など)」で62.6%。次いで「健康状態(生活習慣病
やがん・女性特有の疾患への不安など)」44.9%、「老後の生活設計」42.2%。
(2015/01/16)
 
▼リクルートライフスタイル、働く女性が「2015年に新たにチャレンジしたい
 こと」についてアンケート【PDF】
23歳、29歳、33歳の各年齢を取り上げ、約100名ずつに意識調査を実施。2015年
に新たにチャレンジしたいこと」として、いずれの年齢でも「ダイエット」
「資格取得」「趣味作り」がTOP3を占めた。(2015/01/16)
 
▼日経デジタルヘルス、デジタルヘルス・レポート:観光ウォーキングを
 ゲーミフィケーションやARでサポート
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の竹村匡正氏は、モチベーション維持
のためにモバイル端末とゲーミフィケーションを用いてウォーキングをサポー
トする観光・健康情報サービス基盤構築の研究を発表。(2015/01/19)
 
▼アズビル、健康福祉・介護事業子会社を綜合警備保障(ALSOK)に譲渡
アズビルの100%子会社で健康福祉・介護の領域でサービスを展開してきたアズ
ビルあんしんケアサポートの全株式を、綜合警備保障に譲渡することについて
合意に至り、契約を締結した。(2015/01/19)
 
▼博報堂など、「もったいない鬼ごっこ」プログラムの提供を開始【PDF】
ハウス食品グループ本社とハンガー・フリー・ワールド、博報堂は、小学校低
学年の子どもがフードロスの問題を体感・学習できる食育ゲーム「もったいな
い鬼ごっこ」プログラムを開発。(2015/01/19)
 
▼日経デジタルヘルス、エプソンが糖尿病患者向けウエアラブル
 脈拍を基に「最適な運動療法を指南」
セイコーエプソンのバイタルセンシング技術の強みの一つに挙げたのは「ダブ
ルセンサー技術」。脈拍センサーにフォトダイオードを2個搭載し、それぞれ脈
拍と雑音を主に測ることで運動中でも体動の影響を排除した正確な脈拍数を測
定できるようにするもの。(2015/01/19)
 
▼ヘルスソフトウェア推進協議会、GHS開発ガイドライン適合宣言書の登録受付
 を開始【PDF】
ヘルスソフトウェア製造・販売事業者は、GHS開発ガイドラインに準拠して開発
されたソフトウェアであることを自己宣言し、GHSに適合宣言書を登録すると
GHSマークが付与される。(2015/01/20)
 
▼オムロンヘルスケアとワコール、外国人男性に聞いた日本人女性の歩き方に
 関する調査
外国人男性の98%が日本人女性のことをカワイイと思っている一方、歩き方につ
いては残念でカワイくないと感じている。女姿力向上プロジェクトでは、日本
人女性の不恰好な歩き方を「モッタイナイWalk」と名付け正しい歩き方を提唱
していくことで日本人女性がより美しく健康になるよう取組んでいく。
(2015/01/20)
 
▼日経デジタルヘルス、デジタルヘルス事例:“賢い繊維”がヘルスケアを
 変える
着用するだけで心拍などの生体情報や、動きや姿勢などの運動情報を計測でき
る、そんなウエア型デバイスへの応用を狙った機能性の繊維素材の提案が相次
ぎ始めた。導電性や耐久性に優れる“賢い繊維”がヘルスケアのあり方を大き
く変えようとしている。(2015/01/21)
 
▼日経デジタルヘルス、富士通が眠気検知センサーを披露
 脈波測定には「耳たぶが最適」
FEELythmは約90gの本体を首にかけクリップ型センサーで耳たぶを挟んで脈波を
測る。センサーは赤外領域のLEDを内蔵し、耳たぶを透過させた光から脈波の情
報を取得。この方法では脈波を(動きが雑音になりやすい)手首で測ったり、
反射光で測ったりするよりも測定精度を高められるという。(2015/01/21)
 
▼日経デジタルヘルス、犬のキモチや健康をウエアラブルで知る
「つながるコル」はBluetooth Low Energyに準拠した10g弱の小型発信機で犬や
猫の首輪などに取り付けて使う。ID発信機能を持ち近くを通りがかったiOS対応
機器がこのIDを読み取れる。専用アプリを使えばペットの行動を記録したり、
迷子になった場合に他者の端末で発見できたりする。(2015/01/21)
 
▼きちり、長野県と食を通じた健康長寿の推進に関する戦略的連携協定を締結
 【PDF】
プラットフォームシェアリング事業の一環として長野県と戦略的協定を締結し
JR長野駅に直結した駅ビル「MIDORI長野」内に“長野県=長寿日本一”のブラ
ンディングを目的とし“長野の長寿食”を銘打った料理を提供する「長野県長
寿食堂」をオープン。(2015/01/21)
 
▼日本水産、機構改正、役員管掌の変更および部署長人事について
「ファインケミカル事業」では、本年4月から施行される機能性表示食品制度を
活用してビジネスを拡大するため「機能性食品推進部」を新設し、「機能性食
品推進課」を置く。(2015/01/22)
 
▼日経デジタルヘルス、ウエアラブル製品の安全保証に向けた包括的サービス
 ULが提供開始
製品検証やアドバイザリー、試験、リスク低減、相互接続性、世界各国の認証
取得などを網羅したサービス。ウエアラブル製品の市場投入期間を短縮すると
ともに、安全で信頼性の高い製品を供給することを支援する。(2015/01/23)
 
▼ユニチカ、子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ【PDF】
同社連結子会社の株式会社ユニチカ京都ファミリーセンターの株式を株式会社
コパンに譲渡することを決議した。株式譲渡の理由は、同社グループとして新
中期経営計画で重点志向する事業領域への経営資源の更なる集中のため。
(2015/01/26)
 
▼三島市、タニタとの「食と運動による健康まちづくりに関する協定」の締結
 について
市民の健康意識を更に高めるために、市街地を回遊し楽しみながら健康増進に
取り組む仕組み作りと、そのことによる地域活性化を株式会社タニタの健康づ
くりノウハウを活かして協働で展開する。(2015/01/26)
 
▼厚生労働省、「認知症施策推進総合戦略ー認知症高齢者等にやさしい地域
 づくりに向けてー(新オレンジプラン)」について
新オレンジプランの基本的考え方は「認知症の人の意思が尊重され、できる限
り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実
現を目指す」。(2015/01/27)
 
▼日経デジタルヘルス、デジタルヘルス事例:“糖尿病2000万人時代”に挑む、
 データヘルスとウエアラブル
データヘルスの眼目の1つは健康への意識づけにあると厚労省の担当者は話す。
国民への意識づけの効果はあなどれない。糖尿病患者数が増加している一方で
予備軍は2012年に初めて減少。近年「メタボ」という言葉が浸透したことが背
景にあるとみられる。データヘルスにも同様の効果が期待される。
(2015/01/28)
 
▼ウェルビー、日経産業新聞に病院の電子カルテと個人の健康情報をデータ
 ベース化する取り組みが紹介されました
中核病院が持つ患者の検査データと患者の日頃の健康情報を一元管理できるシ
ステムの開発に着手。患者が通院している地域の診療所向けにシステムを使っ
たサービスを提供、担当医が食事や服薬指導などを的確に実施できるように
する。(2015/01/28)
 
 
■ITヘルスケア学会「モバイルヘルスシンポジウム2015」 6月開催
 
HealthBizWatch(当サイト)は「モバイルヘルスシンポジウム2015」
のメディアスポンサーになりました。
今後、演者やプログラムなどの情報をお伝えしていきます。
 
 
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■海外ニュース:スポルツが注目している切り口でお届けします
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▼昨年のCES2014で発表された「デジタルヘルス機器」は
 その後どうなったか?現在の動向を紹介
昨年発表の20製品を、未発売の製品(6品)、変更はあったが発売された商品
(4品)、予定通り発売された商品(10品)の3つに分類して紹介。未発売の
製品は以下のとおり。
 
・iHealth Lab社の「Wearable ECG」3製品
昨年夏までに発売予定だったスマホと連動する3製品。血圧をモニタリングする
ベスト、携帯型心電計、腕時計型酸素濃度計は、いずれもFDA未承認で未発売。
 
・Movea社の活動量計「G-Series」
昨年7月ウエアラブルセンサ製品のInvenSense社に買収された同社。
サイトではスマートモーション技術の紹介はあるものの、「G-Series」は
見当たらない。
 
・Medissimo社のスマートピルボックス「imedipac」
CES2015にも出展があり、この冬、発売予定。
 
・デジタル血糖値測定計「YOFiMeter」
糖尿病患者向けクラウド活用で簡単にデータをアップできる携帯と一体型の
測定計。未承認。
 
・電子ハブラシ「Kolibree」
センサー内臓で歯磨きの状態をチェックし、携帯に結果をフィードバックして
くれるハブラシ。CES2015にも出展だが一般発売はまだの様子。
 
・Jaybird社の活動量計「Reign」
リストバンド型で運動や睡眠をモニタリングする機器。199.95ドル。
2014年中に発売予定だったが、サイトでは「まもなく発売」と表示。
 
 
■『mHealth Watch』注目ニュース(一部)
 
・ARビジョン搭載ゴーグル『RideOn』ウィンタースポーツを変える
 
・Jawbone、パートナーデバイスも販売するオンラインマーケット開設
 
・フィットネス技術を備えた普段使いの腕時計Withings『Activité Pop』
 レビュー
 
・Vidaのアプリ、パーソナルヘルスコーチで慢性症状を管理
 
・Samsung、非接触型ベッドセンサー開発のEarlySense社に出資
 
・HealthTap利用医師が勧めるダイエットアプリ
 
・CES 2015に登場したヘルス、フィットネス関連の最新デバイス
 
 
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