活性化キーワードVol.31：「仮説『Well-being Planner』という役割」
■■■■■■■■■ 健康ビジネス活性化キーワード ■■■■■■■■Vol.31
HBW編集委員の里見です。
Health Biz Watch Academyの新たな企画「ブレスト・ランチョン」の
第1回目を昨日開催しました。
第1回目のブレストテーマは「Everyday Health（全米健康ポータル）」でした。
参加者のみなさんはそれぞれお弁当を食べながら活発に意見を出し合い、
短い時間でしたが最後には参加者が一体になった感じがしました。
また、それぞれの立場の方々が専門性を活かして意見を交換できたので、
相互に良い刺激になったと思います。
次回は、18日（水曜日）です。
まだ若干空きがありますので、是非体験してみてはいかがでしょうか？
7月18日（水）＿FitnessTogether（1to1の基本型）
http://hbw-store.com/seminar/brestlunchfnt1.html
（里見 将史）
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健康ビジネス活性化キーワード
「仮説『Well-being Planner』という役割」 ： 大川 耕平
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今以上の健康を求めてなんらかの生活習慣改善を実践していくことの中には
どうしても制約的な行為を避けることはできないものです。
つまり今までやっていたことが「やってはいけないこと」「減らすこと」と
して定められることが健康改善活動のパターンのひとつになっていますよね。
過ぎた行為の蓄積がもたらすデメリットを減らす、もしくは止めるという
アプローチです。たとえば、喫煙を例にとれば節煙もしくは禁煙しなさい！
ということになります。
さて、ここで止めなさい！はい！止めますということが現実的なのであれば
誰も苦労しません（笑）「止めるといいと分かっているのだけれど止められ
ないんだ」というのが本音ですよね。
悪しき習慣が身に付くプロセスも実は自ら学習して体得してきています。
その行動を自ら選択しているわけです。しかし、最初の行動選択のタイミング
で問題なかった事が時を経て自分にとって不都合な行動になっていくという
ことが健康面では起こります。
２０歳代の時は焼き肉３人前食べていた人が年齢を重ね加齢現象を体感しつつ
５０歳を超えて同じ量の焼き肉を食べていたらどうでしょうか？
本来２０歳代の選択と５０歳代のそれは年齢なりに、またその人の健康状態に
合わせて進化していくべきです。でも、自ら年齢なりに今までの生活習慣を
振り返り改善ポイントを明確にして自律的に改善行動を実践していくなんて
ことはなかなかできませんよね。
自分の現在の生活環境や歴史・病歴、家族構成や生活習慣、社会的なポジ
ション、経済状態なども総括して健康維持を楽しく実践できるような専門的な
サポートがあるべきなのではないでしょうか？
マイホームの次に高価な買い物とされる生命保険を購入する時にはファイナン
シャルプランナーに自分のライフスタイルにあった保険商品を選ぶ支援をして
もらっていると思うのです。
自分の健康に対してサポートしてくれる健康版ファイナンシャルプランナーが
存在してもいいのではないでしょうか！？
ここでは仮説的にWell-being Planner（健康プランナー）と呼ぶ事にします。
「健康プランナーをより良く生きていく為に雇う」という文脈が成立するよう
にしていきたいのですね。自分の好ましいライフスタイルにフィットした
「おいしい足し算と納得の引き算」の実践を専門的にサポートしてくれる存在
です。
事業スキームとしては
「健康プランナーウェブサイト」
・健康生活アセスメント
・健康チェック＆ソリューションコンテンツ
・健康ライフスタイルシミュレーション
・年齢ステージ別ケアポイント設計＆リマインド設定
・健康日記（食事・運動・休養・バイタルデータ・健診データ）
・テーマ別コミュニティ
・専門家への質問（チャットなど）
などなど
サイトを核として各専門家（医師・保険師・管理栄養士・パーソナルトレー
ナーなど）がナビゲーターとして活動し、リアルな施設（物販店・サービス
施設）とも連動していくスタイルが望ましいと考えています。
この案はウェブサイトを核としていますがリアルな人材として機能していく
方法も当然あると思っています。
健康生活を専門的にサポートしてくれる有料サービス！そろそろ出てきても
おかしくないですよね！！！
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