ブレストメルマガ Yes & Vol.17:「イノベーションにおける3つのタブー」
■■■■■□ ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド) □■■■■■Vol.17
HBW編集委員の里見です。
みなさん、mHealth(Mobile Health)というキーワードをご存知ですか?
我々は、mHealthを2013年の注目キーワードと位置づけ、
海外で既に活発なムーブメントとなっている情報を追いかけてきました。
日本国内でも今後急速にmHealthの動きが活性化していくことを予想し、
このたびネオス株式会社様と共同で日本初の「mHealth」のトレンドを
紹介するニュースサイト『mHealth Watch』をオープンしました。
海外、国内の最新情報や「mHealth」関連の技術、キーマンなど幅広い情報を
お届けしていきます。
『mHealth Watch』を一度チェックしてください!
それでは、今週の「ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド)」を
お楽しみください!!!
(里見 将史)
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今週のYes & のテーマ
「イノベーションにおける3つのタブー」 : 大川 耕平
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マネジメントの巨匠として
日本でも広く深く親しまれていた
ピーター.F.ドラッカー氏は多くの方が
ご存知だと思います。
ドラッカーが残した言葉は
今尚輝きを持ち、
実効性あるものが
多いことでも有名です。
何回かに分けて
健康サービスの現場でも
活用できる言葉を
解説してみます。
かなりブレスト素材として
魅力的な切り口や
言葉がいっぱいあります。
●本日のYes &のテーマ
イノベーションにおける3つのタブー
1)凝りすぎない
2)多角化しない
3)明日のためのイノベーションを行なってはならない
いかがですか?
この3つのタブーは
今まで数多くの健康サービス事業の
活性化や新規開発に
関わってきた僕にとって
とても応える、、内容です。
昔に犯してしまった間違いが
正直あります(笑)
イノベーションを目的とした
活動で陥りやすいミスが
この3つということなんですね。
1)凝りすぎない
これは、
あれもこれもと
機能を追加したくなることを
いかにシンプルに
デザインするか?
2)多角化してはならない
これも可能性を
いっぱい求めたいので
あらゆる方向に手を伸ばしたくなる
でも、これって決め手を欠くことに、、
3)明日のためのイノベーションを行ってはならない
おそらくこの言葉が
一番重要かもしれません。
イノベーションのテーマは
今日でなければならない!
とドラッカー氏は言います。
今日ニーズのない
医薬品を開発する
医薬品メーカーは
いないのです。
まだ見たことのないニーズに対する
ソリューションを考えてしまう(!)
笑えないですね、、、。
健康サービス事業でも
イノベーションを起こして
活性化し、
事業拡大してる企業を
観察すると
そのイノベーションは
平凡だったりします。
(CurvesもWeight Watchersも)
この3つのタブーを
自分たちの健康サービス事業に
当てはめてみると
戦略強化の方向性が
見えてきませんか?
ぜひとも
ブレストしてみてください!!
※今回の出典:ドラッカー時代を超える言葉 上田惇生著 ダイヤモンド社
Yes & でご意見アイデアぜひ、お寄せください!
大川耕平(おおかわこうへい)プロフィール
健康&ウェルネス業界における新事業開発サポートから人材育成、
ナレッジ強化、ビジネスマッチングを展開。
1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の
読者は約2500社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに
力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人・HBWアカデミー校長
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
●ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」
●Facebookページ
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