ブレストメルマガ Yes & Vol.81 「クラスコミュニケーション」
■■■■■□ ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド) □■■■■■Vol.81
HBW編集委員の里見です。
モバイルヘルス最新情報をお伝えする「mHealth Watch」とヘルスケアアプリを
カテゴリーごとに紹介する「Health App Lab」をご覧いただいておりますか?
● mHealth Watch
● Health App Lab
さて、HBWアカデミーではモバイルヘルスに関して、皆様と一緒に学んでいける
リアルな場として定期的に勉強会を開催しています。
次回の勉強会は7月29日に開催予定です。
勉強会のテーマは、モバイルヘルス領域におけるゲーミフィケーションの動向
と成功事例について、ゲスト講師をお招きしお話しを伺います。
▼モバイルヘルス&アプリ勉強会
「モバイルヘルスにおけるゲーミフィケーションの成功パターン」
7月29日(火) 15時30分スタート
それでは、今週の「ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド)」を
お楽しみください!!!
(里見 将史)
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今週のYes & のテーマ
「クラスコミュニケーション」 : 大川 耕平
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日米の健康サービスビジネスで
成功している(拡大している)モデルが採用しているのが
クラスコミュニケーションです。
ひとつのクラス(複数人)に対して
先生やコーチなどが
あるテーマ設定や目標追求をサポートする
コミュニケーションです。
学校の授業などはこの原型と言えます。
このメソッドには多くのメリットと魅力があります。
どうすれば健康サービスモデルの
多拠点化が可能かという質問に対して
クラスコミュニケーションの品質づくりと効率化に
その可能性ありとコメントするようにしています。
クラスという
空間
単位
構造
に対して
どのような動きが成果があがる方向性へ
導く力学があるのでしょか?
・ピア・プレッシャー
クラス参加者同士がお互いを
励ます存在として機能する。
これを機能させるように
コミュニケーションのデザインに
成功すれば継続率の向上に
ダイレクトに作用し始めます。
参加者同士がお互いに
気を配ることになるので
環境提供とその場の時間品質管理に
注力できるようになります。
・トゥギャザー
クラス参加者同士が同じテーマに
取り組む同志となり、
つながることでモチベーションを
維持しやすくなる。
これも参加者同士を
互いに認め合う文脈を提示し、
その物語の中に導いてあげる
ナビゲーション技術を学ぶことにより
広範囲多彩な個性同士でも
トゥギャザー意識醸成ができるようになります。
(簡単に言うといくつかの有効な台詞があります。)
この2つはサービスプロセスを
いかに好ましく成長構造を持ったデザインにするのか?
という視点で
今後ヘルスケアビジネス現場では
欠かすことができないメソッドです。
もうひとつの魅力は
この2つが顧客接点現場における
参加者作用によって創造される価値と対になるものです。
それはクラスコミュニケーション活動によって
サービス提供側のスキルがレベルアップして
成長していくという価値です。
成長しやすい現場づくりの要素を
クラスコミュニケーションは持っているのだと思うのです。
相互学習関係をデザインすることで
価値創造・増幅のキャッチボールが成立していくことが
サービスサイエンスの究極の目標だと思うのですが、
健康サービスにもそれは当てはまるのだと思います。
このクラスコミュニケーション形式の
現場構造は全ての生活者が就学期に経験済みです。
再現しやすいというメリットもあります。
健康サービスモデルで
このクラスコミュニケーションスタイルという
シンプルな構造で運営することで
成長構造を描けるという認識をぜひとも共有させてください!!
あなたの健康サービスモデルに
クラスコミュニケーション構造がありますか?
無いのであれば
どうすればつくることが可能か
ぜひとも考えてみてくださいね!!
■編集後記
かつて、ウォーキングをテーマとしたサービスサイトの運営を担当していた
とき、自らも様々な都内近郊のルートを見つけてはウォーキングし、レポート
するという活動をしていました。最近似たようなコースガイドのプロジェクト
がありレポーターをやってみましたが、楽しい!
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大川耕平(おおかわこうへい)プロフィール
健康&ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、
ビジネスマッチングサポートを展開中。
1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の
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力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
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