【ビジネスコンセプト編】evangelist エバンジェリスト（伝道者）
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【今週のビジネスコンセプト編 テーマ】
evangelist エバンジェリスト（伝道者） ： 大川 耕平
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健康サービス事業にとって
サービス価値をより多くの健康消費者に支持され、
継続利用してもらい、LTV（生涯価値）を追求していく
このスタイルの実現において
現在の国内健康サービス事業者にとっての課題は
顧客啓発・教育プロセスの希薄さにあることが
分かってきました。
ココ数年でローンチされた
新しい健康サービスのほとんどが
サービス活用満足のあり方や
そのバリエーションや拡張性について
顧客との間でその意味やボキャブラリー、
解説情報の流通量が少ないと思われます。
割とよくできているのに
パッとしない場合は
このケースが多いです。
サービスの利用が拡大していく様を
例えばゲーム業界でのヒットパターンの
普及プロセスから観察すると
利用メリット情報（おもしろさ）が
利用者にとって粘り気をもって
伝わる環境が存在していることに気づきます。
それは利用者コミュニティであったり
利用者ブログであったり
エバンジェリストからの
プレゼンテーションだったりします。
利用者が利用者を
必然的に拡大していってしまう構造を
おそらくゲーム業界は知っているのだと思います。
利用者がある一定の理解レベルまで達するプロセスの
情報環境の粘着性が存在するのがゲーム業界。
ゲームと健康サービスは異なりますが
コミュニケーションデザインからは
学べることが多いと最近つくづく感じています。
そこで国内健康サービスへ提案したいのが
自社サービスの伝道者（エバンジェリスト）の育成です。
まずは、
自社内に自社サービスを活用した
継続満足の提案ができるメンバーの育成
そして顧客参加型のコミュニティから
顧客経験から学ばせてもらい
バリエーションを増やしていき共有していきます。
着手できる範囲から
一歩ずつですね！！！
エバンジェリストを活用して
顧客啓発プロセスに
粘着性を持たせて行く施策に是非チャレンジしてくださいね！！！
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大川耕平（おおかわこうへい）プロフィール
健康＆ウェルネス業界における新事業開発から人材育成、ナレッジ強化、
ビジネスマッチングサポートを展開中。
1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW（ヘルスビズウォッチ）の
読者は約1000社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに
力を入れている。
・HBW（ヘルスビズウォッチ）発行人
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
●ブログ「健康ビジネスプロジェクトの現場から」
●Facebookページ
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