毎週金曜配信のNEWSクリップ号より健康ビジネスキーワードを抜粋してご紹介。
HBW編集主幹の大川耕平が、健康&ウェルビーイングビジネス現場で見聞体験した中で見つけたビジネスヒントや発想刺激につながりそうなトレンドやキーワードをコンパクトに解説します。

健康ビジネスキーワード(12月)

---「ディズニー7つの法則から学ぶ」

みんなが大好きディズニー。
そのディズニーを支える7つの法則には、あらゆる業種業態が学ぶべきものがある。
それらの法則はお客様への価値提供beingであり、あり方です。

  • 顧客が比べるすべての企業が競争相手
  • 細部にこだわる
  • すべての人が語りかけ、歩み寄る
  • ちょっとしたことが大きな差になる
  • 耳が多いほど顧客の声はよく聞こえる
  • 報い、認め、讃える
  • 誰もがキーパーソン

貴方は、このエッセンスをどう活用しますか?
プロジェクト・ウェルビーイングにも通じると感じているのは我々だけではなさそうです。

※出典:ディズニー7つの法則 トム・コネラン著 日経BP社より

---「顧客変化」

ヘルスケアやウェルビーイング事業は、顧客の成功を願い、導き、サポートすることがテーマであり、それは顧客の変化が成果と言えます。
顧客変化にはどのようなプロダクトやサービスであろうとほぼ同一のフレームがあります。

未知から既知へ
無関心から関心へ
関心から興味へ
興味から選択へ
選択から行動へ
初期行動から継続へ
継続から卒業へ
卒業から再会へ

極端な言い方をすると、ビジネスの継続とは顧客関係性の継続とイコールだと思うのです。
貴方の提供プロダクト&サービスはどの顧客変化プロセスに課題がありますか?

---「学びと勉強」

この2つの言葉はビジネスの現場でも頻繁に使われているけど、ニュアンスが微妙に異なることを意識して使っている人はどれだけいるだろうか。
どちらもとても便利な言葉です。

勉強:強制的かつ受動的
学び:自主的かつ能動的

「勉強になりました、参考にします」
「学びを得ることができました、早速試してみます」

どちらにどのような印象を持つだろうか?

少なくとも「勉強になりました」派に行動を起こした人を見たことがない。
勉強には慣れているけど学んでいない、行動できない!から脱却しましょう。

---「挨拶は幸福への一歩」

幸福度の高い企業の特徴3つ

挨拶
掃除
コミュニケーション

と言われています。

幸福感の約40%は自らコントロール可能だという話を最近聞いた。
その他約60%は環境や受動的なもの。

挨拶は自らコントロールでき幸福へのキーと言えないだろうか?
6人に挨拶している人は社会生活がウェルビーイング状態(出典:GALLUP社)という情報もあります。

早速挨拶の人になりましょう。


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