継続ドライバについて

ヘルスケア業界の共通課題として「サービスの継続利用度を高め定着化すること。そして収益を持続的に生み出すこと」があります。
これは食品や機器、流通、施設、情報サービス、法人向けサービスなどに共通する重要な課題です。

国内海外のヘルスケアビジネスの先行事例、行動変容理論、健康専門家へのヒアリングを行い、継続利用度が高いサービス開発に組み込むべき要素を調査分析し「継続ドライバ」として2007年に発表しました。


【ヘルスケア業界の共通課題】


継続ドライバとは

継続ドライバは、継続利用度が高く定着化するサービスにするために、組み込むべき開発要素のことです。現在継続ドライバは8つの要素に分かれます。


【継続ドライバの要素】

1.インセンティブ健康行動の達成度などに応じて、有形・無形の報酬(ごほうび)を与え、行動継続を促す
2.ヘルスナレッジ様々な切り口で「気づき・実践方法」を与え、行動継続を促す
3.モニタリング健康行動・結果の記録により、「自己効力感」を高め行動の継続を促す
4.IoTリンケージモノがインターネットにつながることで様々な価値を生み出し、行動継続を促す
5.ゲーミフィケーションゲーム性、エンターテイメント性を加え、「楽しいから・かっこいいから・気持ちいいからなど、別の目的でやっていたらいつの間にか健康になった」という形で行動の継続を促す
6.ヘルスコミュニケーション専門家との直接のコミュニケーションにより、行動継続を促す
7.パーソナライズ1人1人に合った形でサービスを提供することで行動継続を促す
8.コミュニティ他者との交流により、やる気を高め行動継続を促す


継続ドライバ導入メソッド

スポルツでは600以上の国内外のビジネスモデル分析から独自の「継続ドライバ導入メソッド」を作成し、顧客企業の商品・サービスへ「継続ドライバ」導入支援をしています。