[サービスデザインと健康の関係編]BizAthlete(ビズアスリート)への期待
HealthBizWatch Authorの大川耕平です。
今回は、弊社が新たに提唱するコンセプトに関するプレゼンテーションの冒頭的位置づけになります。
走りながら提案していきますので、若干の粗さはお許しください!
特集:サービスデザインと健康の関係編
ブレイン(頭脳)とマインド(心)、フィジカル(体)は繋がっています。
ビジネスパーソンとしてこれを深く理解し、自からのwell-being体感を大切にしながらフィジカルを鍛え、ビジネスパフォーマンス向上を目指してコンディショニングしている人をBizAthleteと我々は呼ぶことにします。
うまくいく健康ビジネス・プロジェクトの共通点
数多くの健康ビジネス・プロジェクトのサポートをスポルツはしてきました。
- 新規事業
- 既存事業活性化
- アライアンスやマッチング
など様々ですが、プロジェクトメンバーのマインドと行動、そしてプロジェクトのなかに漂う空気感がビジネス的盛衰の分岐点になっていることを肌で感じてきました。
この空気感を醸成するのは構成員であるメンバーの個々のパフォーマンス総和ということになります。つまりポジティブモード・メンバーの多さやその熱量は、ポジ空気感の醸成とアウトカムに向かいます。
→うまくいくプロジェクトは、プロジェクトメンバーが輝いています!生き生きしています!メンバーのwell-beingが高いです。
健康ビジネスは、顧客が求めるアウトカムやwell-beingへの変容プロセスへ寄り添うことが必須のミッションになるはずなのです。
それを推進できる体制を提供側が構築し運用(デザイン&ドライブ)できるかの施策として、プロジェクト内にBizAthleteをポジショニングさせることを提案します。
BizAthleteへの道
日本の健康ビジネスを世界トップレベル品質にして拡大していくためにもBizAthleteを増やし、育成、後押しするプロジェクトをスポルツではスタートします。
- 最上のパフォーマンスを行うために身体の調子と知力鍛えを整える
- 変革の時代だからこそ、自ら足場を固める
- コンディショニングは総合的アプローチが必要(構造と論理を理解する)
- アクティブコンディショニングとリセットコンディショニングを理解する
- 知識と実践の相互作用バランスが生み出す経験が本人の実践価値
- コンディショニングのメカニズムを実証的に身につけていく(自分流の会得)
- ・・・etc。
「HBW的仮説」
日本の健康ビジネスを発展させていくキーを握るのはBizAthleteの存在だ!
ということをメッセージし、具現していくために
SPORTZ CONDITIONING LABO(スポルツ コンディショニング ラボ)For BizAthlete(フォー ビズアスリート)を11月中旬からスタートします。
詳細は逐次連絡いたします。
まずは小さく始めてPDCAをブンブン回していく所存です。
ご期待ください。
直接お問い合わせや質問などがあればこちらへ。
ディスカッションも大歓迎です!
https://healthbizwatch.com/contact
健康ビジネスキーワード
「二番煎じがうまくいかない理由」
お手本となる成功例を真似るとき、ただ真似るだけでは能がないので自分たちの工夫を付加してみる。
このタイプの二番煎じはほぼ100%うまくいかない。
お手本がうまくいっている本質を理解していないからだ。
そもそも、お手本となるモデルはそのオリジナリティを様々な試行錯誤の上、無駄を省き、引き算しながらシャープに魅力を引き立たせることで成功している。
つまり、引き算し尽くして魅力を創っている。
オリジナルに変な要素を足し算する二番煎じはうまくいかない!
今週の注目記事クリップ
[1]ファンケル、「朝の疲労感と睡眠の質に関する調査」を実施【PDF】
https://www.fancl.jp/news/pdf/20211020_asanohiroukantosuiminnositunikansurutyousa.pdf
https://www.fancl.jp/
20代から50代の有職者男女1,000人を対象に調査。約8割が日常生活で疲労感を実感。そのうち、朝起きた瞬間から疲労感を感じる「朝バテ」を約6割が実感、など。(2021/10/20)
[2]日本労働調査組合、「看護師の退職動機に関するアンケート」を実施
https://nichirou.com/4674
看護師を対象に調査。退職を検討していると回答したのは60.6%。辞めたくなった理由の第1位は「給与・待遇不満」、第2位は「精神的に辛い」。(2021/10/20)
[3]グローバルニュートリショングループ、米国のオーガニック市場:オーガニック食品を考える
https://global-nutrition.co.jp/blog/2021-10-20/
ウェルネスフード・ワールド第97回。業界団体のOrganic Trade Associationによると、米国のオーガニック食品総売上高は2020年に急増し、2019年と比べて12.4%増の619億ドルに達した。(2021/10/20)
[4]Mile Japan、シリコンバレー発マイレージアプリ「Miles(マイルズ)」のローンチパートナーにファミリーマートが参加!(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000084945.html
Milesアプリで500マイルためるとファミリーマートで使えるブレンドSまたはアイスコーヒーSの無料引換クーポンを進呈。今後もファミリーマートとMiles Japanは、環境、健康等を切り口に様々な取組みを展開予定。(2021/10/20)
[5]第一三共ヘルスケアとT&Dホールディングス、「年に1度の睡眠診断運動」推進に向け活動を開始
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/release/corporate211021.html
健康診断や人間ドックが健康を意識する機会になるのと同じように“自分の睡眠を意識する機会”を本運動でつくっていきたいと考えている。年内に準備・テスト運用を実施、2022年より企業・団体へ参加依頼を行う計画。(2021/10/21)
[6]エス・エム・エス、国内最大級の栄養士コミュニティ「エイチエ」会員数10万人を突破
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20211021_eichie/
「エイチエ」の主な提供機能は、業務における疑問や悩みを解決できるQ&A、献立の共有、働き方支援等。これらのコンテンツを通じて、管理栄養士・栄養士の業務の生産性向上やキャリアアップにつなげている。(2021/10/21)
[7]科研製薬、「歯周病の意識調査」を実施【PDF】
https://www.kaken.co.jp/wp/wp-content/uploads/news/2021/10/nr_20211025.pdf
https://www.kaken.co.jp/
20代から60代までの男女500名を対象に調査。調査の結果、コロナ禍以降、歯科医院への受診をためらう人は半数以上にのぼり、“受診控え”が見受けられる中、口の状態が悪化したと5人に1人が回答、など。(2021/10/25)
[8]小林製薬と大阪大学、カイロで温めることで血管が生まれる可能性発見
https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2021/211026_01/
カイロで温めることで末梢血行障害の一種であるレイノー現象の症状が緩和されることと、血管を新しく作る時に働く因子が増加することを明らかにした。(2021/10/25)
[9]綜合ユニコム、レジャー&サービス産業展2021
https://www.sogo-unicom.co.jp/lsi/
開催日は2021年11月11日(木)-12日(金)。社会や経済に活力を吹き込むレジャー・サービス産業の事業開発・運営・集客手段の指針を示すBtoBの展示会。
[10]日本能率協会、次世代ヘルスケアプロジェクト2021
https://jma-kkp.com/
開催日は2021年11月24日(水)-26日(金)。予防医療・健康促進・健康寿命延長を支援する製品・サービスの展示会。
[11]支払者が利用できるTeladocの最新のプライマリケア製品『Primary360』
https://mhealthwatch.jp/global/news20211021
「Primary360」では、会員がプライマリケアの提供者を選び、ケアチームと協働することができる。また、必要に応じて対面式の提供者を探すことも可能。(2021/10/21)
[12]『mHealth Watch』注目ニュース:23andMe、オンライン薬局Lemonaid Healthを4億ドルで買収
https://mhealthwatch.jp/global/news20211101
23andMeの巻き返しがはじまりました。彼らの次の一手は、改善行動へのアプローチです。23andMeも長い時をかけて、やっと改善行動の重要性にたどり着いたことになります。(2021/11/01)