毎週金曜配信のNEWSクリップ号より健康ビジネスキーワードを抜粋してご紹介。
HBW編集主幹の大川耕平が、健康&ウェルビーイングビジネス現場で見聞体験した中で見つけたビジネスヒントや発想刺激につながりそうなトレンドやキーワードをコンパクトに解説します。

健康ビジネスキーワード(5月)

---「変えるべきこととは」

難解な問題がある。
当然好ましく思っていない。
どうするか?

即対処するのではなく見方を変えてみる決意をし向き合う。

さらに、その問題を嫌うのではなく思い切って仲良くしてみる。
そうなるとそれはもう問題ではなくなっていく。

考え方を変える。
アイデアは隠すよりどんどん共有したほうが活性するし、強くなる。

見方を変えると味方が増えるという諺があるのをご存知だろうか?
混沌とした不透明な時代に見方・考え方を変えていくことが現状打破や進化には必須なのです。

---「健康的に変わるとは」

人は健康的に変わっていくとどうなるのか。

・コミュニケーションが変わる
・ボキャブラリーが変わる
・立ち居振る舞いが変わる
・声が変わる
・姿勢が変わる
・表情が変わる
・笑顔が増える

これら顧客変化が我々ヘルスケア・プロバイダーにとってのKPIなのではないでしょうか。

---「ドラッカーに学ぶ_002」

「保守的は悪いことではない、、、」

イノベーションの成功者は
リスク志向ではなく、機会志向であり保守的だ。

イノベーションを成功させる人たちは、リスクを求めて飛び出すよりも、時間をかけてキャッシュフローを調べる。

※出典:「イノベーションと起業家精神」2007年

---「ヘルスケアは自分づくりの時代へ」

ヘルスケア・マーケットの日米の違いはどこにあるのでしょうか?

最も大きな違いは共通認識にあると言えます。
ざっくりと表現すると、
皆保険で全ての国民がカバーされている日本、
受給資格保有者のみの米国。

そこで自己責任意識が広まっている米国でスケールする予防サービスが、日本国内で同じようにスケールしないというギャップが生まれます。

デジタル時代になり、ヘルスケア情報がコモディティ化(一般化)することによって、多彩なヘルスケアアイテムのチョイス・消費が日常的になった昨今、
日本国内では皆保険をベースとした認識以外の流れが見て取れます。

ヘルスケアは自分づくりの手段となっていく動きがそれです。
この流れにうまく乗れるか否か?


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