食事の工夫(例)

2024.01.23

まず、①「食事全般の工夫」を参考に自分なりの工夫を考えて見ましょう。②~⑥も参考にしてください。

①食事全般の工夫

■置き換える系:
・間食の場合:フルーツ、ナッツ、ヨーグルト、歯ごたえのあるシリアル、シュガーレスガム、こんにゃくゼリーなどを利用する
・脂っぽい料理(唐揚げやピザ)の場合:揚げ魚やナッツ類などのオメガ-3脂肪酸を含む食品を利用する
・お酒の場合:アルコール濃度の低いものに置き換える
・塩分の多い食事の場合:減塩タイプの食品を使う、しょうが、にんにく、かんきつ類(レモン、ゆずなど)、大根おろしなどハーブやスパイスを使う

■タイミングを工夫する系:
・間食の場合:甘いものは午後3時までと決める
・お酒の場合:お酒を飲む日・飲まない日をもうける、お酒を楽しむ時間を決める
・食事と食事の間が空きすぎないよう、適宜間食や補食を入れる

■環境を整える系:
・間食の場合:菓子を隠す、お菓子をもらわない、買う量を決める

■ストレス食い(飲み)を減らす系:
散歩にいく、ハーブティなど落ち着くものを飲む、早めにお風呂に入る、早めに歯磨きをする、酸味の効いた水分をとる、香りを楽しむ、食後に自分の興味ある番組をみて食べることを忘れる、洗顔する、音楽をかけて食事をとる、友人や家族との食事を増やす、早く寝る、

■ゆっくり食べ満足感を高める系:
食前食間に水を飲む、野菜サラダやスープを最初に食べる、小さいお皿・お茶碗などの食器を使う、生産者や作り手に対して感謝の気持ちをもって食べる、最初だけ目を閉じて味わいながら食べる、はしやスプーンをおいて会話を楽しみながら食べる、リラックスできる音楽をかけて食べる

■含有量をチェックする系:
食品ラベルで塩分量に気付く、食品ラベルで糖分の量を角砂糖に換算してみる

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②「野菜を一番に食べる(ベジタブルファースト)」工夫

■野菜を毎回用意することが手間な場合、カット野菜や野菜ジュースを利用する

■味が単調に感じる場合、ドレッシング(ハーブスパイス)やトッピングなどで味にバリエーションをつける

■蒸す、焼く、炒める、生で食べる、マリネにするといった調理法の工夫する

■脂っぽい食べ物をどうしても食べたい時がある。その場合、野菜と交互に食べたり、野菜を混ざっている脂っぽい食べ物(餃子など)を選ぶ

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③「腹8分目にする」工夫

■腹8分目にすると、満腹感を感じないため、心理的な満足感が不足します。そこを補う工夫をする(例:食事をゆっくり味わいながら食べる、食事中に会話をして食事を楽しむ、食材や料理してくれた人への感謝の気持ちをもつ)

■食事前に水を飲む(もしくは汁物から食べる)ようにして、胃の容量を満たすようにする

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④「たんぱく質を積極的にとる」工夫

■たんぱく質が豊富な食品を常備する(納豆・豆腐などの豆類、缶詰・冷凍の魚など)
■スムージーやプロテインシェイクを利用する
■朝食にたんぱく質を取る(卵料理やヨーグルト、豆腐など)
■スナックにたんぱく質を含むものを選ぶ(ナッツやシリアルバー、チーズなど)
■比較的安価なたんぱく質を利用する(豆類、卵、大豆製品など)

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⑤「3食規則正しく食べる」工夫

■朝食の重要性を認識する(朝食の1日のエネルギー源である)
■シンプルな朝食を選ぶ(シリアル、ヨーグルト、フルーツなど)
■スナックを用意する(外出先や忙しい時に。ナッツやドライフルーツ、プロテインバーなど)
■食事の時間を設定する(朝食を7時、昼食を12時、夕食を18時など)
■食事の時間のリマインダーを設定する(スマートフォンなどのアプリを使って)

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⑥「野菜を積極的にとる」工夫

■味付けの単調さをなくす(オリーブオイルやレモン汁、ニンニク、ハーブ類などを使う)
■複数の野菜を組み合わせる(色とりどりの野菜を使って、見た目にも美しい料理)
■野菜の食感を楽しむ(サラダや生春巻き、スティック野菜のディップなど、生のまま食べる)
■野菜をスムージーやジュースにする
■野菜スナックを利用する