HealthBizWatch Authorの大川耕平です。

ウェルビーイングブームは既に始まっているのですが、きちんとドライブしていくには自らが体験者であることが絶対だと思うのです。
この課題に対してダイレクトに提案をいたします。

特集: ウェルビーイング・アイテム研究編

セルフコンディショニングとウェルビーイングの近未来
[ウェルビーイング・アイテム研究編]を開始してからちょうど10回目となります。
ここまでお読みいただき心より感謝いたします。
さて、当研究編として結論的であり、当分、いや永遠に探索が続く枠組みが今回のセルフコンディショニング(自己調整)とウェルビーイング(生きがい・幸せ)との関係性になります。

<< 今回提案したい結論メッセージ >>

セルフコンディショニングとウェルビーイングをマリアージュ(融合)したサービス構築・運営していくプレイヤーがヘルスケア&ウェルビーイング領域の覇権を握る!!!


では、その候補は?
ウェルビーイング・アイテムをプロダクトもしくはサービスで提供しているすべてのプレイヤーということになります(もちろんその意志があるモノに限られます)。

セルフコンディショニングのサービス価値

かつて、「セルフケアTECH」が存在し、そこにこそ今後のヘルスケアの可能性があるはずだという仮説の元に、セッションを実施しました。
ポイントは、何らかの健康改善に向けた行動の意味を理解し自分ゴト化して行動する人をいかに継続支援していくかにビジネス的可能性があるということです。

この、先のセッションでの学びから、セルフケアをもっとポジティブに捉えてセルフコンディショニングという言葉に置き換えての解説が今回となります(前回セッションご参加の方はほぼ同義と解釈ください)。
自分ゴト化はウェルビーイング感覚と同根と考えています。
そして、ウェルビーイング・アイテムを活用したセルフコンディショニングの実践・継続でハピネス満足を得ることができるか?ということを考えていきたいのです。

21年12月に大川の個人的なウェルビーイング・アイテムをリストアップしました(再掲)。

<食品>
BASE FOOD | クオーカーOats | カゴメトマトジュース_食塩無添加 | 納豆 | ヨーグルト|プロテイン

<スマートデバイス&ウォッチ>
iPhone | Garmin(GPSスポーツウォッチ) | Apple Watch | Fitbit | サイクルデバイス

<アプリ>
Tabata timer | Strava(ランニング&アクティビティ) | あすけん(食事記録アプリ) | トレーニングアプリ各種

<コミュニケーション>
メール&チャット | Zoomなどのミーティングツール | リアルコンタクト(パーソナル&グループ) | ネットイベント | ネットプログラム

<生活アイテム>
寝室・寝具 | 入浴・入浴ギア | リモート環境

<サービス&コミュニティ>
ランニングクラブ | 勉強会 | 習い事(クッキング&ワイン)

<趣味レクリエーション>
キャンプ&焚き火 | 呑ミーティング | 読書


単独のプロダクトやサービス、コネクテッドなプロダクトやサービス、と大きく分類できるのですが、個人差はとてもあると思います。
その中でも、セルフコンディショニングに寄与するであろうものの中心的な役割は通信デバイス&ネットワークが果たすはずです。
ここに疑問を持つ方は少ないと思います。

そこで、セルフコンディショニングの処方とツールを組み合わせてどうサービス関係性を創っていけばいいのか?
ここが今後のウェルビーイングビジネスのポイントになります。
そこで、読者の皆様への提案です。

オープンラボで実験してみませんか?

セルフコンディショニングをウェルビーイングと融合していくサービスは、きっと今後主流になっていくであろうことは想像できます。
ではどうやっていけばいいのでしょうか?
セルフコンディショニング・アイテムとしても圧倒的な全世界的シェアを拡大するGAFAだけに任せておいていいのでしょうか?

そこで、ちょっと体験してみませんか?


『セルフコンディショニングオープンラボ実験』


○テーマ:朝晩体重計測
コンディショニングLABO For Biz Athlete(昨年11月より)とHBWとのコラボイベントになります。
https://www.facebook.com/Conditioning-Labo-For-Biz-Athlete-101907858998648

○概要:
朝晩体重を計測しながら自らのコンディションを把握し、自らの工夫でコントロールしていき、その中での自分の変化を感じ、自分変化を知る。

○期間:8日間

○実施内容:
1)朝晩体重計測
2)朝晩、晩朝の体重差を確認
3)体重差分の変化傾向を見つける
4)今回のみのコミュニティへの参加

○実施日程:
22年10月25日17:30から進行内容解説(Zoomにて実施予定)
22年10月26日スタート11月2日終了(終了時にアンケートに回答してください)
22年11月7日17:30から総括体験共有(Zoomにて実施予定)

<今回のオープンラボ参加メリット>
・GAFA主導のビジネス領域に確実なポジションを確保するためのヒントが見つかるかもしれない
・コンディショニングをどう感じてもらう関係性がベターか?の経験値
・コンディショニングケアをしている人の気持ちの理解
・自社からみたコンディショニング領域への参入切り口を発見できるかも?


ご興味ある方は以下より
「セルフコンディショニングオープンラボ参加希望」とご連絡ください。
お申込みはこちら。

https://healthbizwatch.com/contact


▼ お問い合わせ ▼
大川へのお問い合わせやご質問などがあればこちらへ(直接届きます)。
ディスカッションも大歓迎です!
https://healthbizwatch.com/consultation?athr=12

健康ビジネスキーワード

「学習の4段階」

学習して成長するステップが存在し、それを示した説です。
サービス技術の成長プロセスもこれと同じです。

1)無意識無能状態
2)意識的無能状態
3)意識的有能状態
4)無意識有能状態

1)の状態で何も気づいていない状態は、リスクを取らないリスク状態と同じと言えます。
貴社サービスはどの段階にあるでしょうか?

今週の注目記事クリップ

[1]積水ハウス、コロナ禍で広がる自宅トレーニング、手軽に始める4つのヒント
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20220922_1/
スポーツの秋に向けて、自宅で気軽に運動ができる空間のご提案を目的に、全国の20-60代の男女計500人を対象に「自宅での運動に関する調査」を実施。また、気軽に自宅で運動を行うための4つの「幸せTips」もご紹介。(2022/09/22)

+++★追加解説音声:80秒(編集主幹 大川)★+++
リビングフィットネスに注目!
https://youtu.be/dzpSSfFoI14

[2]ピクシーダストテクノロジーズ、シオノギヘルスケア、塩野義製薬の3社による音刺激を通じた脳活性化の事業開始に向けた業務提携契約の締結について
https://pixiedusttech.com/news_20220921/
本提携契約に基づき、ピクシーダストテクノロジーズとシオノギヘルスケアは、2023年春に「音を用いた一般家庭向けプロダクト」の販売開始を目指す。(2022/09/21)

[3]カーブスホールディングス、「パートナーシップ構築宣言」公表のお知らせ【PDF】
https://pdf.irpocket.com/C7085/vlQV/N5Ln/yA0f.pdf
https://www.curvesholdings.co.jp/
「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーンの取引先や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを宣言するもの。(2022/09/21)

[4]キユーピー、バラエティ豊かな野菜料理を楽しむためのD2Cの新サービス「Qummy(R)」誕生
https://www.kewpie.com/newsrelease/2022/2712/?_ga=2.35066209.1594829911.1664114307-1902656969.1661830353&_gl=115zqdhq_gaMTkwMjY1Njk2OS4xNjYxODMwMzUz_ga_ZB4DHZNEL3*MTY2NDExNDMwNy4yLjAuMTY2NDExNDMwNy42MC4wLjA.
お客さま一人ひとりの食のお悩みに寄り添いながら、バラエティ豊かな野菜料理を楽しむためのレシピや献立といったアイデアや、“ひと手間未満”で作ることができる商品をお届けし“食卓幸福度(TM)”に貢献していくサービス。(2022/09/21)

[5]フェムケア イニシアティブ:女性のヘルスケアで企業が変わる、ポーラが実践する健康経営とは(Beyond Healthより)
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00054/092000008/
ポーラは今まで、管理職登用の抜擢人事や非正規雇用からの転換制度、再雇用制度の拡充、育児休業取得促進や介護支援、「がん共生プログラム」などさまざまな施策を行ってきたが、昨年頃からさらに力を入れているという、女性の健康支援策について聞いた。(2022/09/21)

[6]LINK、オーダーメイドの介護サービス「イチロウ」サービスマッチング回数1万回突破!(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000064563.html
オーダーメイド介護サービス「イチロウ」は、公的介護保険では支援が受けられない在宅介護ニーズに対して、オンライン上で介護士をマッチングし派遣するサービス。サービス提供開始から3年半、急成長の保険外介護サービス。(2022/09/21)

[7]バイオ薬品、いびき対策器具「ヨコムキベルト」の本格販売を開始(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000105868.html
いびきが出やすい姿勢「仰向け寝」が7割以上減少!実証試験で効果は確認済。使い方は簡単、お腹に巻いて寝るだけ。やさしい振動でいびきをかきにくい「横向き寝」の姿勢を促します。(2022/09/21)

[8]Bodygram Japan、高年齢労働者における“フレイル”早期予防に向け、清掃業を展開する大和ライフウィズでAI身体計測テクノロジー「Bodygram」が導入(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000044966.html
導入により骨格筋量の推定や姿勢分析が瞬時に可能となり、シニア世代が安全に就業できる十分な健康状態を維持できているか等を確認し「シニアが活躍する職場」と「健康モニタリング」を対で実現できるよう貢献する。(2022/09/21)

[9]SWITCH Labo.、沖縄県民の健康づくりを推進。企業が「健康経営」を実施しながら地域住民むけの「健康教室」を協賛する仕組みをリリース(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000108233.html
従業員の健康づくりや仕事の生産性向上を目指す「健康経営」の支援と、地域貢献活動としてPRができる地域の「健康教室」の協賛が年間20万円から可能なサービスとして沖縄県内の企業への導入を支援していく。(2022/09/21)

[10]GENOVA、医科クリニックの待合室を自由なクリエイティビティを高める「共創の場」に
http://genova.co.jp/news/11949
遊びの中で、他者と関わり、共に創り上げる作品《スケッチピストン - Playing Music》と《こびとが住まう黒板》をチームラボの協力のもと提供を開始。(2022/09/22)

[11]博報堂・博報堂コンサルティング、BIPROGYと開発した、ブロックチェーン技術を活用して職場コミュニティの活性化を支援するアプリサービス「PRAISE CARD」を全面リニューアル
https://www.hakuhodo.co.jp/news/info/100001/
「PRAISE CARD」は日々の業務の中で、社員同士が専用のスマホアプリから感謝や称賛の気持ちを表すデジタルカードを自由に贈り合い、モチベーションの向上と連帯感の醸成を図り、職場コミュニティの活性化を促すサービス。(2022/09/26)

[12]RIZAP、「ダイエットサポートチップス 濃厚コンソメ」食と健康アワード2022において特別賞を受賞
https://www.rizapgroup.com/news/press-releases/20220926-01/
たんぱく質を手軽に摂ることができ、かつ低糖質に仕上げ、ダイエット中に「食べるべきスナック」を目指し、食事を楽しみながら健康生活のコンディションサポート、ボディメイクに励む運動時の栄養補給に手に取って頂きやすい仕様。(2022/09/26)

[13][ピックアップ特集]ヘルスケア事業、異業種からの挑戦:第10回 これが三井住友銀行が手掛ける「人生100年時代」の高齢者サービス(Beyond Healthより)
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00055/090500010/
人生の後半戦をよりよく生きるため三井住友銀行が提案する『SMBCエルダープログラム』とは。同社ライフシフト・ソリューション部の久野天平氏に聞いた。(2022/09/26)

[14]Fitness Business、[月刊NEXTコラボ記事]安いインスタント食品を買い込んで家に閉じこもった人のメンタルが悪化
https://business.fitnessclub.jp/articles/-/1248
運動指導者からも厚い支持を受けている栄養学習プログラム「栄養コンシェルジュ」を開発した岩崎真宏さん。コロナ禍で進められた、食事と感染率、死亡率に関する数々の研究論文からメンタルへの影響についてもデータに基づいて解説。(2022/09/27)

[15]エブリー、「DELISH KITCHEN」で毎日の献立決めから健康管理までまとめてサポートできるヘルスケア機能の提供を開始!
https://corp.every.tv/news/20220927
レシピ動画アプリとしては国内初のヘルスケア機能を搭載。簡単な食事記録をするだけで足りない栄養素を自動でグラフ化。管理栄養士の健康アドバイスやおすすめ食材から「DELISH KITCHEN」のレシピを検索することができる。(2022/09/27)

[16]ラトックシステム、空気質を計測してスマホで確認できるWi-Fi環境センサーを発売
https://www.ratocsystems.com/topics/newproduct/20220927/
Wi-Fi環境センサー RS-WFEVS2はコンパクトな筐体に、CO2、PM1/2.5/4/10、VOC、温度、湿度、気圧、UV、7種類のセンサーを搭載。自動計測されたデータは、Wi-Fiからインターネットを介してクラウドに保存される。(2022/09/27)

[17]三菱地所プロパティマネジメント、働く女性向けに5つのテーマを通じた体験型ウェルネスイベントを開催「Will Conscious Marunouchi 2022 まるのうち保健室 ~私と向き合う時間~」(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000043503.html
開催日は2022年10月27日(木)・28日(金)。働く女性が自分自身とゆっくり向き合う時間をつくること、そして対話することの大切さを再認識していただくことを目的としたウェルネスイベント。(2022/09/27)

[18]IKIGAI WORKS、健康経営の指南書「ブライト500白書2022」を無料発行(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000087089.html
昨年創刊して大好評だった中小企業の健康経営の取組実態の調査報告書「ブライト500白書2022」(全66頁)をメディアサイト「健康経営の広場」から発行。事例、分析、今後の展開など今、知っておきたい情報満載。(2022/09/27)

[19]バズワード“DAO”の現在地~ヘルスケア業界で導入されるDAOの海外事例全集~(Healthtech DBより)
https://healthtech-db.com/articles/life-science-focused-DAO-projects
本記事では、“DAO”がそもそもよくわからない読者の方にも手取り早く、バズワード“DAO”がいかにヘルスケア業界で導入されるのか現在地を簡潔に把握してもらうために、海外の有名なヘルスケア関連のDAOプロジェクトを4つ取り上げた。(2022/09/21)

[20]海外トピックス:遠隔診療での診断結果の大半が対面診療と一致、米メイヨー・クリニックなど(Beyond Healthより)
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/news/overseas/00179/
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックにより、遠隔診療の比重が高まる中、人々を安心させる研究結果が報告された。遠隔診療の診断精度は低いものではないという。(2022/09/22)

[21]Withings、新しいスマート体重計を発表
https://mhealthwatch.jp/global/news20220927
『Body Comp』は、体脂肪、内臓脂肪、血管年齢、神経の健康度を1台の消費者向けデバイスで測定できる初めての体重計。(2022/09/27)

[22]『mHealth Watch』注目ニュース:メンタルヘルス アプリの評価は、専門家と消費者の間で異なるものに
https://mhealthwatch.jp/global/news20221003
ヘルスケアアプリ(サービス)のトレンドとしてここ数年は、新型コロナによる生活環境変化により、メンタルヘルスアプリに注目が集めってきました。そんな中、行われたのが今回の調査です。(2022/10/03)