行動変容で100億稼ぐ企業に学ぶ<Oura急成長の“本当の理由”>
特集:ヘルスケアビジネス・テクニカルアドバイス号
こんにちは、ヘルスビズウォッチの脇本和洋です。
本日お伝えする
ヘルスケアビジネス・テクニカルアドバイスは、
◆◇◆---------
行動変容で100億稼ぐ企業に学ぶ
<Oura急成長の“本当の理由”>
◆◇◆---------
Ouraは「スマートリング市場のトップ企業」と言われながら、
これまで売上の実像はほとんど見えていませんでした。
しかし、ここにきて海外報道では
推定500milドル(2024年、日本円で約750億円)
という数字が出始め、急成長が明らかになってきました。
そして重要なのは、
“指輪型で手軽に計測できる”だけでは、
この成長は説明できないという点です。
・睡眠が測れる
・運動量が見える
・生理や体温が分かる
こうした機能は、競合デバイスでもできるものばかりです。
ではなぜ、Ouraがここまで伸びたのか?
その背後には、
ヘルスケア事業者が学ぶべき
“市場選択の本質”が隠れています。
多くの企業が気づけていない、
Oura急成長の“本当の理由”を
今回の動画で解説しました。

今週の注目記事クリップ<17本>
--- サービス・事業関連ニュース ---
デジタルメンタルヘルスソリューションを導入する際に雇用主が犯す最大の間違い
Behavioral Health Tech conferenceでパネリストらは、雇用主は従業員のニーズに合わせたり、効果的に使用を促進したりすることなく、デジタルメンタルヘルスツールの導入を急ぐことが多いと述べた。(2025/11/27)
「野菜不足」が親指タッチで分かる「Galaxy Watch」の新機能、どんな仕組み?
Samsungが新しい「Galaxy Watch8」「Galaxy Watch8 Classic」「Galaxy Watch Ultra」に搭載した新機能「抗酸化指数」は、高度なバイオセンサーを使用し、果物や野菜に含まれる天然の抗酸化物質であるカロテノイドを皮膚から直接測定する(食事日記は不要)。(2025/11/27)
サイキンソー、オールインワン腸活アプリ「フロレコ by マイキンソー」正式リリースのお知らせ
累計20万件の腸内フローラ検査を手がけるサイキンソーが満を持して腸活アプリを開発!日々の食事やお通じを記録して腸活状況の可視化や自分に合った商品を知る手掛かりに。iOS版/Android版同時リリース(2025/11/26)
シュガコン×やさしい内科クリニックが業務提携、血糖習慣可視化プログラム『シュガコン2weeks』を提供開始(PR TIMESより)
『シュガコン2weeks』は、血糖値の常時測定を行う専用デバイスを2週間装着し、食事と血糖値の関係を2週間かけて“見える化”することで、生活習慣を客観的に見直すきっかけを提供する分析プログラムです。(2025/11/26)
順天堂大学、国際的なデジタルヘルス・リテラシー質問票の日本語版が完成ー高齢化社会を支える、安全で質の高い医療の実現に貢献ー
本研究では国内の504名を対象に収集したデータを用いて日本語版eHLQの信頼性と妥当性を検証するとともに、年齢やインターネットの利用頻度などによってeHLQのスコアを分類し、グループごとの比較を行いました。(2025/11/27)
ブレインスリープ、[睡眠専門医監修]24時間相談できるパーソナル睡眠AI登場 睡眠計測ツール「ブレインスリープ コイン」に新機能搭載
新機能「睡眠のAI相談」は、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長である西野精治氏をはじめとする12名の睡眠専門家ら監修の睡眠資格「スリーププランナー」の教材をもとに独自開発した、睡眠専門のAIチャットボット。(2025/11/27)
ガーミンジャパン、コンシューマー向けウェアラブルデータと連携し、協力企業との糖尿病マネジメントソリューションを提供(PR TIMESより)
健康データ統合の進展により、個人は「医療を受ける側」から「自ら健康を管理する側」へと変化しています。Garmin Healthのテクノロジー連携は、糖尿病ケアの新しい形を支えています。(2025/11/27)
Ubie、亀田総合病院とAIパートナーを活用した肥満症治療における実証実験を開始(PR TIMESより)
この度の新たな治療モデルでは、Ubieが開発した対話型AIパートナーを、亀田総合病院の肥満症患者さんにご活用いただきます。AIパートナーは、AIとの対話を通じて患者さん一人ひとりの健康をサポートするサービスです。(2025/12/01)
大塚製薬「賢者の食卓 ダブルサポート」PR事務局、あなたの“食タイプ”を判定!誰かを食事に誘いたくなる!みんなで診断すればもっと楽しい『食タイプチェック』スタート!(PR TIMESより)
たった20問の食事に関する質問に答えるだけで、あなたが“食卓でどんなふうに活躍するタイプ”なのか、そして“いまの食事に対する気分”がわかります。キャラクターは全8タイプ!(2025/12/01)
大塚製薬、ジョリーグッドとの共同事業 VRトレーニングプログラム「FACEDUO」において 新コンテンツ「フレイル予防支援VR」提供開始
本プログラムはVRを通じてフレイルの兆候をリアルに体験し、予防行動への意識を高めることを目指して開発。フレイル対策の3つの柱である「栄養」「身体活動」「社会参加」をテーマに、健康で自分らしく暮らせる未来を目指すきっかけを提供します。(2025/12/02)
山田朱織枕研究所、“装着しない睡眠計測”で枕計測を“数値化” 枕選びを、感覚ではなく客観的に(PR TIMESより)
来店時の枕計測に“装着しない睡眠計測センサー「睡神(すいじん)デルタ」”を導入し、枕の適合度をリアルタイムの体動データで数値化して判定しようという新サービスを正式スタートしました。(2025/12/02)
『HealthTechWatch』注目ニュース:ユニ・チャーム、経血を活用した次世代ヘルスケアサービス試験運用を開始
本取り組みは、経血が持つ生体情報を日常的な健康管理に生かす新たな試み。これまであまり意識されずに活用されてこなかったものから生体情報を取り出して、新た指標や見える化する流れが、最近は出てきている印象です。(2025/12/08)
--- 調査・研究関連ニュース ---
asken、今年の「食と健康」のトレンドは?『あすけんトレンド大賞2025・あすけんトレンド予測2026』を発表
累計会員数1,300万人超・国内No.1のAI食事管理アプリ『あすけん』に登録された90億件超の食事記録データから見えた2025年のトレンドは「パーソナルカスタムフード」。(2025/11/26)
東京都健康長寿医療センター研究所、心の健康と社会的交流が良好な高齢者ほど、声が若々しい傾向に―地域在住高齢者1,000人超を分析―
本研究は、「声の若々しさ」が心身の健康や社会的交流と関連していることを初めて明らかにしました。声は誰もが日常的に意識できる特徴であり、「声の若さ」が心身の健康や社会的つながりの維持に関わる可能性が示されました。(2025/11/28)
フラー、「医療アプリ市場調査レポート2025」を公開|医療DXを支えるアプリ市場の最新トレンド 医療機関と患者のデジタル化が進展
本レポートでは、市場概況に加え、性年代別構成、時間帯別の利用傾向、都道府県別の利用特徴、カオスマップ、評価分布、主なアプリ紹介など、多角的な観点から医療アプリの利用実態を可視化しました。(2025/12/01)
東京科学大学、オーラルフレイルが高齢者の健康寿命を短縮:定期的な歯科受診が鍵に
全国高齢者を対象とした6年間の追跡研究で、要介護・死亡リスクとの関連を解明。本研究では、オーラルフレイルと健康寿命との間に明確な用量反応関係が確認され、口腔機能の低下が高齢者の健康に強く関連することが明らかになりました。(2025/12/02)
キリンホールディングス、「現代人の疲労に関する調査」を実施|90.3%の社会人が悩んでいるのは「疲労」に加えて「疲労感」(PR TIMESより)
全国の30~50代の男女1,800人に調査。現代人の多くが感じている「疲労感」は、単なる身体的な消耗だけでなく、心理的負荷「精神的なストレスによる問題」に深く根ざしている可能性が高いことが分かりました。(2025/12/02)
その他の調査・研究関連ニュース<20本>
福島県立医科大学・国立健康危機管理研究機構・日本糖尿病学会、人工知能による糖尿病サブタイプは糖尿病関連腎臓病の発症や透析導入リスクを糖尿病診断時に予測
研究では、J-DREAMSに登録された1万人を超える大規模な日本人集団の糖尿病をもつ人が、「データ駆動型糖尿病クラスター分類」を使って、5つのサブタイプに分類できることを確認(2025/11/26)
ミズカラ、「“いい夫婦”と幸福度の相関」に関する意識・実態調査
仲良し夫婦の幸福度は2.5倍。最も身近な「他人」である夫婦関係が、人生の充実度をベースアップさせることが調査で判明(PR TIMESより)(2025/11/26)
ムーンムーン、「パートナーのいびきによる睡眠への影響と夫婦間ストレス」に関する調査
パートナーのいびきで “睡眠に影響が出た人は94%” にのぼり、就寝時のストレス、睡眠の質低下、夫婦関係への悪影響など、多方面にわたる課題が明らかに(PR TIMESより)(2025/11/26)
ポケモン、サウナでの“温活”と“睡眠”の相関関係を調査
『Pokémon Sleep』と『サウナイキタイ』の共同施策「サとス」継続的なサウナ入浴習慣が良い睡眠のカギ!?寝る2~4時間前のサウナ入浴、継続的なサウナ通いで睡眠時間はより長くなる結果に(PR TIMESより)(2025/11/26)
ロイヤリティ マーケティング、ストレスと解消法に関する調査
約7割がストレスを実感。ストレスを感じても誰にも「相談しない」人は6割超(PR TIMESより)(2025/11/26)
パルシステム生活協同組合連合会、運動キャンペーンで役職員4割が「体調に変化」
具体的な変化としては、複数が「体重の減少」「肩こりの軽減」「体力がついた」。なかには「頭痛が解消した」参加者も(2025/11/26)
ベビーカレンダー、生活総合情報メディア[ヨムーノ] ダイエットに関する最新の意識調査を実施
半数超が「秋はダイエットに向いていない」と回答!しかし、今6割以上がダイエットに前向き(2025/11/26)
大正製薬、ビジネスパーソンの2人に1人が年末の繁忙期で風邪を引いている!?「風邪によるスーパーピンチ調査」第一弾
ビジネスパーソンは何度の熱で休む?休みたい!と思う体温37.7度、実際休むのは37.8度と判明!(2025/11/27)
明治、高強度レジスタンス運動前のダークチョコレート摂取が動脈スティフネスに及ぼす急性効果
高強度のレジスタンス運動(筋力トレーニング)前の高カカオチョコレート摂取が、運動により増加する動脈スティフネス(動脈の硬さ)の速やかな低下につながることが判明(2025/11/27)
Jミルク、習慣的な牛乳摂取はビタミンDが不足しがちな閉経後女性の骨折リスクを軽減
閉経後の日本人女性を対象に、牛乳摂取と骨折リスクの関連を血中ビタミンD濃度別に解析したコホート研究がOsteoporosis international誌に掲載されました(2025/11/27)
サーモス、冷えと睡眠に関する調査
59%が「冷え性」を自覚、うち44%が「睡眠に不満」。冷えを感じる部位1位「足先」就寝時の足先の冷えが原因で、困った経験がある人が85%(2025/11/28)
クロス・マーケティング、健康に関する実態・意識調査(2025年11月定点ココロスタイルリサーチ)
普段の生活に疲れやストレスを強く感じている40~50代。目の衰えを自覚している人は、18~29歳でも半数(2025/11/28)
ジー・プラン、「フレイル予防・健康管理アプリ」に関する意識調査
シニアの健康管理、意識が高くても5割弱が挫折する「継続の壁」を突破する方法とは?~継続のカギは「ポイ活」と「自動化」~(PR TIMESより)(2025/11/28)
Arteryex、一般生活者の不眠に関する実態とセルフケア行動の効果に関する調査結果を公開
生活習慣の不眠実態と対策の効果に”行動データの揺らぎ”を発見。ClickReportで消費者インサイトを分析(PR TIMESより)(2025/11/28)
一条工務店、冬の自宅内の寒さ・乾燥対策に関する意識調査2025
冬の寒さが原因で、睡眠の質が下がると感じる人は7割以上。9割以上の人は、住宅を購入・リフォームするなら断熱性や気密性を重視したい(PR TIMESより)(2025/12/01)
矢野経済研究所、ヘアケア市場に関する調査を実施(2025年)
2024年度のヘアケア市場規模は前年度比102.1%の5,367億円~ヘアケア意識の高まりの影響で新規需要が増加したことや高単価が進んだことにより、全カテゴリーで前年度実績をクリア~(2025/12/01)
医療法人社団百星会、「性別・年代別にみる歯のクリーニング意識と目的の違い」に関する調査
「美容意識」と「健康意識」で二極化!年代と性別の違いから、歯のクリーニングの目的・頻度・理想的な歯科クリーニングの条件まで多角的に分析(PR TIMESより)(2025/12/01)
厚生労働省、令和6年「国民健康・栄養調査」の結果
令和6年は、4年に1度の拡大調査を実施し、毎年実施している基本項目の全国代表値に加えて、健康日本21(第三次)のベースライン値を得るとともに、一部の生活習慣等について都道府県の状況を把握しました(2025/12/02)
早稲田大学、70~74歳の医療「2割負担」で医療費は減少、健康悪化は確認されずー受診行動や医療費は習慣で決まる?ー
本研究では、2014年4月に行われた日本の健康保険における70~74歳の窓口負担割合の引上げ(1割→2割)に着目し、窓口負担が増えると医療費がどれくらい減るかを検証(2025/12/02)
大阪公立大学、75歳以上の高齢者を対象に歯科健診時の歯数および歯の状態と全死亡との関連を解析
歯の健康状態が死亡率予測の鍵に!高齢者19万人の歯科検診データから判明(2025/12/02)