毎週金曜配信のNEWSクリップ号より健康ビジネスキーワードを抜粋してご紹介。
HBW編集主幹の大川耕平が、健康&ウェルビーイングビジネス現場で見聞体験した中で見つけたビジネスヒントや発想刺激につながりそうなトレンドやキーワードをコンパクトに解説します。

健康ビジネスキーワード(3月)

---「ヘルスケア・サービスの基本を再確認」

1クライアント
1コーチ
1ゴール

本来、一人ひとりの顧客に対して、相対する提供側の担当者がいて、互いに協力し合って顧客の目指したいゴールに向かって専門的サポートで併走し、アウトカムに導くことが基本中の基本。
この構造は三角形(トライアングル)になっていることに気づかれた方もいると思います。
これを我々はハッピー・トライアングルと呼んでいます。

みなさんのヘルスケア・サービスは、ハッピーなトライアングル構造になっていますか?

---「Foodirection(食事力)」

これも我々の造語になります。
Food(食品)と Direction(進捗管理)を組み合わせて「食事力」としました。
我々の健康とヘルスケア、ひいてはウェルビーイングの基礎となるのはこの「食事力」ではないでしょうか?

1)ナレッジ&アクション
自分の健康(身体)にとって必要な食品・食事メニューを選択できる知識とその実行力
2)エンジョイ
食事を楽しむマインド
3)リカバー&デザイン
不可抗力による食事リズムや内容量の変化に対応した調整

あなたのFoodirectionはうまくいっていますか?

---「卒業という接点づくり」

顧客との関係性をどう続けていくか?
LTV(顧客生涯価値)を追求することが正しい戦略という空気圧のもとに、様々なメディアやレポートで語られていることを難しいと感じている読者も多いことと思います。
実際、この取り組みは簡単ではありません。

未来永劫関係性を途切れず描いていくことはとても難易度の高い仕事になります。
いや、、ほとんどの場合無理。

顧客がサービス価値を享受し、自己変容し、卒業していくことを受容し、そこに意味を込めて、また再開できるための接点をどう繋ぐか?を考え工夫していく方が現実的であり実現可能性が高いです。

---「プロダクトは使用価値を伝えるためのメディア」

モノの価値が変化している背景にあるのは、デジタル技術の進化とともに我々の価値観変化があります。
所有価値から使用価値。
つまり、持たずとも良いという考え方とそれを実践するマインドと同時に、それを支援する環境サービスのテクノロジー。

実際にはどのようなプロダクトでも、それはすぐに真似できます。
もはや、どんなに機能追加しても完成形の商品だけでは差別化や魅力化が難しい時代です。
顧客が価値を感じるのは商品に込められたWhyです。

それは、思いやこだわり、そして試行錯誤のストーリーです。
その商品の持つストーリーへの共感が、使用価値を味わう起点となります。
売るべきものがプロセス(使用価値)にシフトしていると言えるのです。

もはや、「商品は使用価値プロセスを体験するためのメディアである」ということです。
さて、貴方はこの流れに乗れていますか?

---「呼吸は、自律神経を変えられる唯一のアクション」

呼吸は一日に約2万回、生命を維持しているための基礎運動です。
呼吸の主な役割は、酸素と栄養を肺や血管を通して体の隅々まで行き渡らせることです。
口や鼻から吸い込んだ空気は、気管を通って肺に入ります。
空気に含まれている酸素はそこから血液に取り込まれ、全身の細胞へと運ばれます。

実は、自分の意思でコントロールできない自律神経の機能を高められる唯一のアクションなのですが、呼吸には意思によってコントロールできる領域があるということがポイントです。
呼吸をコントロールすることによって、間接的に自律神経をよい方向へとコントロールできるようになります。

よい呼吸の正解は一択
「ゆったりとした深い呼吸」です。

引用:気がついたら自律神経が整う「期待しない」健康法
順天堂大学医学部教授 小林弘幸著 祥伝社新書より


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