毎週金曜配信のNEWSクリップ号より健康ビジネスキーワードを抜粋してご紹介。
HBW編集主幹の大川耕平が、健康&ウェルビーイングビジネス現場で見聞体験した中で見つけたビジネスヒントや発想刺激につながりそうなトレンドやキーワードをコンパクトに解説します。

健康ビジネスキーワード(5月)

---「企業筋力」

企業にも筋力があると思うのです。
それは組織機能の早さ、強さ、可動域の広さ(フレキシビリティ)と持久力、
そして調整改善力を備えた筋力のことが企業筋力です。

筋力は知力を組織として具体化するときに力を発揮します。
鍛えていない筋力が弱化するのは人間の筋肉と同じです。

また、いつからでも鍛え強化できることも一緒です。
可動域と調整改善力が肝です。
貴社の企業筋力はどんな状態ですか?

---「感想というコミュニケーション」

気づきをもらい、感銘を受けたという経験は誰にもある。
出会った相手にその場面で感謝の気持ちを伝えた経験をお持ちでしょうか?
また、受けた感銘に関する感想を後日でいいので伝えたことはあるだろうか?

前者は恩恵的感謝で続けた方がいい習慣
後者は普遍的感謝で相手のために貢献するという一歩進んだスタンスです。
心のこもった感想をくれた人のことをあなたはどう思いますか?

このフォーマットをヘルスケアサービスに当てはめた時、あなたのサービスはどれくらい具現できているでしょうか?
感想は人間関係の第一歩ということを再確認しましょう。

---「being共有の意味」再確認

HealthBizWatchでは過去数度being共有の大切さを述べています。
何をするか?はdoingです。
先行する企業が何をしているか気になります。当然です。

doingを真似してみますが、うまくいきません。
なぜ、そのdoingを選択するのか本質理解ができていないからです。

beingはなぜそれをするのか?の理解ということになります。
あり方の本質理解が共有できてdoingを状況によって自由に選択し、
スピーディーに実践に移せる組織をイメージしてください。

いかがですか、貴社のプロジェクトチームではbeingが共有されていますか?


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