毎週金曜配信のNEWSクリップ号より健康ビジネスキーワードを抜粋してご紹介。
HBW編集主幹の大川耕平が、健康&ウェルビーイングビジネス現場で見聞体験した中で見つけたビジネスヒントや発想刺激につながりそうなトレンドやキーワードをコンパクトに解説します。

健康ビジネスキーワード(3月)

---「まだ土に塗れている情報の価値」

誰もが汚れているものを触りたくありません。
誰かが綺麗に整理してくれた品物であれば喜んで手に取ります。
この道理はビジネスに必要な情報にも言えることなのです。

誰もが手に入る綺麗な情報の旨みはどこにあるでしょうか?
土のついた情報から磨く勝負領域を一つ持ちましょう!

---「ヘルスケアは、ある意味、、」

ヘルスケアはある意味、顧客の習慣形成サポートと言えないでしょうか?
顧客の求める健康を実現する習慣をどう創っていくかを効果的にサポートし、満足を得られる生活スタイルに導くということになると思います。

この習慣形成に関与していくために重要な法則「場の理論」があります。
B=f(P・E)

B=Behavior(行動)
F=function(関数)
P=Personality(人間性・人格・指向性・価値観)
E=Environment(周囲の状況・環境)

人間の行動は特性と環境の相互作用という理論です。

この理論、メジャーになっていくはずです。
ぜひ理解し活用できるようになりましょう。

---「機会としての変化」

変化を機会としてものにしていくことが起業・創業の成功分岐点だと言われている。
ヘルスケア領域は成長拡大期にあり、可能性が拡がっていると多くの専門家が言っている。
ヘルスケアビジネス機会を知るとはどういうことか?

●●がいいらしい!
▲▲がとっても受けていて人気がある!
人が言っているだけの状態は流行であり、機会にはまだ遠い

それに対して人が実際に行っていることが本物の変化
私は●●のここが(●●を手にして)好きなのですよ!
昨日行った▲▲は次回・・にもいく予定です

本物の変化を機会とできているかどうか?
ヘルスケア事業プレイヤーとして成長できるか否かの重要ポイントです。
兆し→流行→具体的現象としての変化、どのタイミングに貴方の事業はポジションしているのでしょうか。

---「幸せホルモンの分泌スイッチ」

オキシトシンは幸せホルモンと言われており、
増やすことによって不安やストレスからの解放ばかりか
ハッピーな気持ちにつなげたいところ。

感動する
感謝する
感情を素直に表す
他人(推し)を応援する
他人の幸せを祈る

夢を語る
触れ合う(スキンシップ)
好きなことをする
友達と食事する
プレゼントを贈る
親切にする

などがそのスイッチだと言われています。
この後、皆さんはどのスイッチを入れますか?

---「イノベーション3つの落とし穴」

P・F・ドラッカー氏のイノベーションに対する戒めを再確認しておきたい。

(1)凝りすぎてはならない
(2)多角化してはならない
(3)明日のためにイノベーションしてはならない

イノベーションは全て今日にフォーカスし、現事業の潜在的機会発見で未来を築くことである。
この3つから何を学びますか?


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