Googleの生成AI活用から考える キャッシュポイントの作り方
特集:ヘルスケアビジネス・テクニカルアドバイス号
こんにちは、ヘルスビズウォッチの渡辺武友です。
本日お伝えする
ヘルスケアビジネス・テクニカルアドバイスは、
◆◇◆---------
大手のビジネスモデルを参考にしつつ
後発でどのようにビジネス設計していくのが望ましいか?
◆◇◆---------
お伝えします。
Google、FitbitとPixel WatchユーザーにGeminiを使ったヘルスコーチをスタート
(10月28日掲載)
こちらはmobihealthnewsに掲載されたニュースです。
Googleは、米国で健康行動を継続させる手法として、
多くのヘルスケアサービスに取り入れられた
「ヘルスコーチング」
を、自社の生成AI「Gemini」を活用し、
自社のヘルスケアサービスに導入しました。
ヘルスビズウォッチで何度も紹介されてきた「ヘルスコーチング」は、
継続効果が高い分、人によるコミュニケーションも重要なポイントのため、
どうしても専門職が必要となり、コスト高になりやすい傾向がありました。
これを生成AIで賄うことができれば、
コストを抑えて、多くのユーザーに届けることができます。
テクノロジーの面では、Googleの試みは大いに参考になります。
しかし「ビジネスモデル」の視点では変わってきます。
Googleの「ビジネスモデル」をマネできるのは、
Googleと同じような顧客規模が前提になるためです。
これから新規ビジネスで考える場合、
「ビジネスモデル」として見本とすべきは何か?
今回は新規ビジネスで最も重要なキーワードを
お伝えします。
新規ビジネスを検討中の方、
既存ビジネスが思ったように収益化できない方、
必聴です!

今週の注目記事クリップ<19本>
--- サービス・事業関連ニュース ---
Oura、筋トレマニアの支持から若い女性層を獲得へ
Ouraのユーザー層で最も急成長しているのは、テック業界の億万長者でも健康志向のエグゼクティブでもなく、20代前半の女性たちだという。(2025/10/29)
Amazon、子ども向け有料バーチャルヘルスケアサービスを開始
Amazonは、2022年に買収したプライマリケアプロバイダーのOne Medicalが、2歳から11歳までの子どもを対象に従量制オンライン診療サービスを開始すると発表した。メッセージによる診療は29ドルから。(2025/10/30)
「生理のつらさ」を和らげるヘッドバンドが誕生、薬に頼らず「脳」に着目
月経がある人なら、生理中の絶え間ない感情の浮き沈みをよく知っているだろう。新しいウェアラブルデバイス『Lutea』は、薬やサプリメントではなく、脳を刺激することでその状況を変えようとしている。(2025/10/30)
医療サービスナビゲーションアプリが100万ドル以上の収益を獲得
オーストラリアのスタートアップIndi社は、Giant Leapが主導し、Antlerと複数のエンジェル投資家の支援を受けて146万豪ドル(95万ドル)を調達した。AIを搭載したアプリケーションは、家族、セラピスト、臨床医をつなぐプラットフォームを提供する。(2025/10/31)
キューサイ、ウェルエイジングプラットフォーム『myme』β版サービスをローンチ
mymeは、“my+me=自分自身”という意味が込められており、AIやデータを活用しながら未来の自分と対話をすることにより、その特徴や傾向に合わせて、自分に合った生活習慣を提案してくれるサービスです。(2025/10/29)
ウィルベース、市販薬(OTC医薬品)・サプリ選定支援サイト「キュアベル」の累計ユニークユーザー数が150万人を突破(PR TIMESより)
キュアベルは、ユーザーが市販薬の種類や症状、サプリメントの使用目的を選択し、簡単な条件を設定するだけで、膨大な商品データベースの中から最適な選択肢を提示する仕組みを提供しています。(2025/10/29)
大日本印刷、多様な読み書き特性に対応した「じぶんフォント」を製品化しライセンス提供を開始 ファシリティジャポンの読字サポートアプリ「MYdys」に実装
本ライセンスの第1弾として、2025年10月に提供を開始したファシリティジャポン株式会社の読字体験サポートアプリ「MYdys(マイディス)」に「じぶんフォント」が実装されました。(2025/10/30)
メタジェンセラピューティクス、国際的デザイン賞「レッドドット・デザイン賞」最高賞受賞|腸内細菌ドナー支援サービス「ちょうむすび」~“献便プラットフォーム”の革新性や社会貢献が評価”~
メタジェンセラピューティクスが提供する腸内細菌ドナー支援サービス「ちょうむすび」が2025年「レッドドット・デザイン賞」のデザインコンセプト部門において、最高賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞したことをお知らせします。(2025/10/30)
セカンドサイトアナリティカ、エクシオグループ・大和電設工業と共同で 医療・介護現場向け「摂食量自動判定AI」の特許を取得
本技術は、食前・食後の画像をAIが解析し、患者の摂食量を自動で推定するもので、看護師による食事摂取記録の負担を軽減し、栄養マネジメントの品質向上と業務効率化をめざすものです。(2025/10/31)
DeSCヘルスケア、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」、ユーザーの「楽しみながら、健康に。」を支えサービス10周年
DeNAグループが持つエンタメ事業のノウハウを活用し、健康行動に応じたポイント付与や、オンラインウォーキングイベント「みんなで歩活(あるかつ)」などを展開。その結果、ユーザーの5年後の継続利用率は約65%と高い水準を維持しています(2025/10/31)
ヤマウチ、JOYFITが新たな挑戦!AI model社のAIモデルをフィットネス業界で初めて起用(PR TIMESより)
ヤマウチは、同社が展開するフィットネスブランド「JOYFIT」において、AI model株式会社が提供する独自AI技術で生成されたAIモデルを正式に採用。JOYFIT専用のフィットネスモデルが誕生しました。(2025/10/31)
ホワイト財団、“ホワイト企業であり続ける”という挑戦ー継続的な働きがい改革を進める全国23社が認定更新【2025年11月度】(PR TIMESより)
一つの取り組みだけではなく、総合的に人事制度や取り組みを判断・評価しているのは、日本の認定組織においてホワイト企業認定のみです。2025年11月時点で累計約607社が認定を取得しています。(2025/11/04)
『HealthTechWatch』注目ニュース:第一三共ヘルスケア、17タイプのキャラ診断つき「全国統一 セルフケア検定」を公開
健康情報をクイズ形式で学べるコンテンツの提供は多くのところで展開されていますが、今回の「全国統一 セルフケア検定」は、特に若年層、Z世代(15~29歳)のヘルスリテラシーの向上を目的にしているとのことで、若年層やデジタルネイティブ世代に受け入れられやすい工夫を取り入れているようです。(2025/11/10)
--- 調査・研究関連ニュース ---
日本総合研究所、大企業における従業員エンゲージメントと離職意向の関係性に関する実態調査
国内の従業員数1,000名以上の企業に勤める20-44歳1,840人を対象に調査。結果、従業員エンゲージメントと離職意向に明確な相関はないことが明らかになるとともに、従業員エンゲージメントを高めつつ離職意向を低下させるためには、仕事に関して気軽に話せる同じ部署内の人を3人以上作らせることが有効である可能性が示唆された。(2025/10/29)
ニッセイ基礎研究所、生活習慣病リスクを高める飲酒の現状と改善に向けた対策~男女の飲酒習慣の違いに着目して(保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松容子)
本稿では、厚生労働省「国民健康・栄養調査」を使って、男女それぞれのリスクが高い量の飲酒をしている割合と、飲酒習慣がある割合の推移をみながら男女の飲酒の特徴をとらえていく。(2025/10/29)
ムーンムーン、リカバリーウェア購入者の9割が「2万円以下」で選択!疲れを取るにも”コスパ重視”が新常識(PR TIMESより)
全国の20-60代男女182名を対象に「リカバリーウェアの価格と満足度」に関する調査を実施。結果、購入者の半数以上が1万円未満のリカバリーウェアを購入、「疲労感が減った」「寝つきが良くなった」など効果を実感する声が多数寄せられました。(2025/10/29)
クロス・マーケティング、若い人ほど時短料理に注力、中高年からは旬や健康を意識した食生活へ やわらかいものを好む若者、固いものをあえて食べる60~70代
全国18-79歳の男女3,000名を対象に「食生活に関する実態・意識調査(2025年10月定点ココロスタイルリサーチ)」を実施。今回は食生活編として、食事や食品/料理/食生活に関する考え方・態度、1年前より支出を増やしたいジャンルに着目し分析。(2025/10/30)
第一三共ヘルスケア、健康データの解析に関する東北大学との共同研究成果を発表
今回2つの学会では、頭痛と喫煙、睡眠休養感と労働生産性の関連性ならびに歯周病に関する最新の研究動向の分析結果についてそれぞれ発表。本研究を通じて、専門家の知見とAIなどの最新技術の活用を組み合わせた「正しい健康情報の見極めと発信」が可能となる次世代型の健康情報プラットフォームの構築を目指します。(2025/10/31)
キリンホールディングス、独自素材「L.ラクティス プラズマ」が新型コロナウイルス及びインフルエンザウイルスの増殖を抑制する研究成果をタイの国際学会で発表
L.ラクティスプラズマは、免疫細胞の司令塔pDCを活性化し IFN-αを誘導することが知られています。本研究成果により、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの呼吸器ウイルス全般の増殖を抑制することで、ウイルス種に依らない幅広い感染予防効果を発揮する可能性が示唆されました。(2025/11/04)
その他の調査・研究関連ニュース<7本>
アデランス、男性のがん治療における外見変化に関する意識調査
治療による外見の変化、3人に1人が不安 脱毛が苦痛に/見た目への不安が行動にも影響(2025/10/29)
WHITE CROSS、歯と口腔ケアに対する支出の実態調査
人生100年時代、歯は資産?!歯にかかるお金を大調査/いい歯の日(PR TIMESより)(2025/10/30)
ウェルネス総合研究所、風邪予防とのどケアに関する意識調査
約8割が「自分は風邪を引きやすくない」、実際には約4割が「風邪を引いた」|「のどの乾燥」が風邪の要因になることを知らない人は約7割(PR TIMESより)(2025/10/30)
コスモヘルス、シニア層の歯のメンテナンスと口腔健康意識に関するアンケート調査
人生100年時代の歯のメンテナンス~定期ケア習慣の二極化が浮き彫りに~(PR TIMESより)(2025/10/31)
パナソニック、住環境と空気の質に関する意識調査
住宅の狭小化で「省スペース・コンパクト」を意識する人は8割以上に。空気環境が気になる冬間近、ファミリー世帯は「健康を守るため」空気の質を意識する傾向に(2025/11/04)
D-ISMクリニック東京、美容意識に関する実態調査
男性の“おじさん化”悩み 最大の関心事は「顔のシワ」ー男性の3人に1人が「顔の老化に不安」ー(PR TIMESより)(2025/11/04)
NEXERとORTIC、ダイエット中のサプリや健康食品の利用に関するアンケート調査
8割が食事制限に頼る一方、3人に1人がサプリ・健康食品を利用(PR TIMESより)(2025/11/04)