こんにちは。リサーチコンサルタントの脇本和洋です。

[海外事例にみる企画ヒント編]は、ヘルスケアビジネスの継続利用度の向上をテーマに注目の海外事例をお届けしています。

今号も、前号に引き続き、2021年のヘルスケアビジネスのキーワードとなりそうな「デジタルセラピューティクス(デジタル治療)」の注目事例を取り上げます。

特集:海外事例にみる企画ヒント編

デジタルセラピューティクス(デジタル治療)の注目事例(2)

デジタルセラピューティクス(Digital Therapeutics)は、日本語に訳すと「デジタル治療」と呼ばれます。
日本では昨年、ニコチン依存症治療アプリ「CureApp SC」が薬事承認され、2021年の注目キーワードの一つと言えます。

前号では、デジタル治療の概略を紹介しましたが、改めてデジタルセラピューティクス(デジタル治療)とは何かを整理しておくと、

・スマホアプリを単独もしくは、医薬品・医療機器と併用して使い、治療効果を向上させる
・医師が処方する
・国から承認を受けている
・臨床試験などのエビデンスを保有する

というものです。

今号では、米国のデジタル治療の業界団体である「Digital Therapeutics Alliance」に登録されている代表的企業を2つ紹介し、デジタル治療を理解する上での、基本的な抑え所をお話しします。

参考>1月号:「デジタルセラピューティクス(デジタル治療)の注目事例(1)
https://healthbizwatch.com/column/hbw-926

注目事例1:AIを使って行動変容を促す「DarioHealth」

■事例名:DarioHealth
https://www.dariohealth.com/

■設立:2011年

■資金調達:127億円(2021年1月時点)

■売り先:病院、保険会社、企業、一般向け

■FDA(米国食品医薬品局)の承認
2015年にFDAから承認を受けている

■その他実績
Nasdaq上場(売上数値はまだ公開なし)、NPS(顧客からの推奨度を示す数値)77

■サービスの概要

・糖尿病患者を対象に、デジタルツール(ポケットサイズの小型血糖値測定デバイスとアプリ)と人(ヘルスコーチング)で、行動変容を促すサービス

・スマホアプリでは、血糖値測定だけでなく食事、運動、服薬の状況を入力管理できる。1週間ごとに、進捗レポートが届く

・さらに、パーソナルコーチがつく。ゴールの設定、日々できそうな健康行動の設定・変更をサポートしてくれ、定期的な電話での進捗共有がある

・6.5万人の患者データをAIを使って分析。患者の血糖数値や嗜好に合わせて、最も取り組みやすい健康行動を提示していくことが特徴

■サービスの見どころ

糖尿病患者は、定期的に病院に行き、薬をもらって自宅で飲んでいます。そして、通院の間には、自宅で食生活や運動習慣の見直しをすることになります。

しかし、病院は、今まで自宅での行動の見直しに対してアプローチできていませんでした。そこで、DarioHealthのようなデジタル治療が大きな役割を果たすことになります。

一つの健康行動を続けることができれば、自信につながり、さらに別の健康行動をはじめることにつながります。そのために、同社では、AIを使ってその人にとって『無理ない行動』を推奨する点にまずフォーカスして、継続支援をしているわけです。

注目事例2:最適なインスリン注射の量を教えてくれる「Insulia」

■事例名:voluntis社「Insulia」
https://insulia.com/

■設立:2001年

■資金調達:31億円(2021年1月時点)

■売り先:病院

■FDA(米国食品医薬品局)の承認
2017年にFDAから承認を受けている

■サービスの概要

・糖尿病患者が、血糖値を測定する

・患者のプロファイル、血糖値、低血糖の状態に合わせて、リアルタイムで適切なインスリンの投与量をアプリが推奨する

・都度、インスリン投与量の推奨理由が表示される

・実際の投与量をアプリに記録すると、その情報が医師と共有され、処方の見直しなどに活用される

■サービスの見どころ

インスリン注射を打っている糖尿病患者に対して、最適なインスリンの投与量を都度教えることで、糖尿病の治療効果を高めるものです。そして、なにより情報が医師と共有され、見守られている感がある点が継続支援の大きなポイントになっています。

デジタル治療を理解するための基本的な抑え所

今回紹介したDarioHealth、Insulia、そして前回紹介したWelldoc。
いずれもデジタル治療の代表的な事例です。

これらの事例が共通して目指していることの本質は何でしょうか?

デジタル治療とは、

・医師が処方するデジタルアプリ
・効果をFDA(米国食品医薬品局)が認めたもの

といった、表面的な理解にとどまらず、

一歩進んで、

・治療の「空白期間」をうめ、
・患者の行動継続を促す工夫を各社していて、
・最終的には、処方される医薬品との相乗効果で治療効果を高める

というものです。

今年、みなさんの元に、おそらくデジタル治療という言葉が何度も訪れることでしょう。

その時には、勝負所である「どんな継続の工夫があるか?」という視点で事例をみていくと、役立つ部分も多いはずです。

ぜひこの視点で、情報をチェックしていってください。 【脇本和洋】

参考>本編「海外事例にみる企画ヒント編」をお読みの方へ

我々スポルツが今までに調べてきた500超の事例から実績をベースに16事例を選定。米国先進事例の「行動継続を促す工夫」を調査分析したレポートの紹介です。

詳細は以下となります。ぜひ参考にしてください。

●ヘルスビズウォッチ・レポート
継続ドライバ型海外先行デジタルヘルス事例16(2023年版)
ー サービスの継続利用を高めるアイデアを、
チームで精度高く短期間で生み出すための発想素材! ー

健康ビジネスキーワード

「ベストなセレクトはない!」

正解を見つけることで点数をもらえた時代は終わり、セレクトを試して改善してベストにしていく行動姿勢とマインドの時代です。

今週の注目記事クリップ

[1]キユーピー、内臓脂肪を減らす機能性表示食品「キユーピー フィッテ」を新発売
https://www.kewpie.com/newsrelease/2021/2033/
「キユーピー フィッテ」は、内臓脂肪を減らす機能性表示食品のマヨネーズタイプ調味料。内臓脂肪を減らす機能が報告されているローズヒップ由来ティリロサイドを配合。(2021/02/03)

[2]花王、美容カウンセリング会社を一社化
https://www.kao.com/jp/corporate/news/business-finance/2021/20210203-001/
花王は、グループの美容カウンセリング会社「ソフィーナビューティカウンセリング株式会社」と「カネボウビューティカウンセリング株式会社」を統合し、新たに「花王ビューティブランズカウンセリング株式会社」を設立。(2021/02/03)

[3]NESTO、ウェルビーイングの習慣化とつながりをサポートするコミュニティ・プラットフォーム「Nesto」の提供を開始(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000073623.html
第一弾として、公式サイト上でウェルビーイングの習慣化をサポートする5つの紹介制コミュニティ「リズム」への参加者募集を開始。「リズム」は、同じ価値観を共有するNesto会員と時間を合わせて集う、オンラインのコミュニティ。(2021/02/03)

[4]SD C、「セルフケア薬局 nonowa西国分寺店」オープン
https://selfcare-sdc.com/news/%e3%80%90%e6%96%b0%e5%ba%97%e8%88%97%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%91-%e5%87%a6%e6%96%b9%e7%ae%8b%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%82%82/
「セルフケア薬局」では、感染リスクの観点で病院に行けない方、忙しくて受診の時間が取れない方などを対象に、処方箋がなくても病院の薬が買えるサービスを展開しており、エキナカでは初の出店となる。(2021/02/04)

[5]シグナルトーク、「FoodScore」を開始
https://www.signaltalk.com/press/20210204.php
「FoodScore(フードスコア)」は、コロナ禍の中、自宅で健康的な食品を買いたい人向けに、食品のバーコードや原材料名から、それぞれの食品の健康への影響をAIが数値化してリスト化し、指標を基に食品を購入する新しい価値を提供する世界初の新サービス。(2021/02/04)

[6]313、精神科医が作るオンラインカウンセリング「マイシェルパ」サービス開始(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000073210.html
「マイシェルパ」は、精神医学及び心理学の膨大な知見を基盤とし、確かな経験を持つ医師の監督のもと、こころの悩みを持つすべての人たちに信頼できるカウンセリングを届けるプラットフォーム。(2021/02/04)

[7]マクロミル、withコロナ時代のデジタル広告配信サービス「コロナセグメント ターゲティング」を提供開始
https://www.macromill.com/press/release/20210205.html
当サービスでは、米Google社が提供する広告主向けの広告配信サービス「Google Ads」をはじめとした各種広告プラットフォーム上で、当社が開発した消費者のコロナセグメント分類にもとづくデジタル広告の配信が可能。(2021/02/05)

[8]ネクストミーツとユーグレナ、「NEXTユーグレナ焼肉EX」を共同開発
https://www.euglena.jp/news/20210208-2/
「NEXTユーグレナ焼肉EX」は、ユーグレナ500mg、クロレラエキス500mgを配合した代替肉を使用した商品。まずはネクストミーツの公式オンラインストアで販売を開始。(2021/02/08)

[9]スマホカメラで心拍数と呼吸数を計測、Google「精度は臨床機器並み」(日経デジタルヘルスより)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00008/?ST=ch_digitalhealth
Googleは、スマートフォンのカメラを使い、人の心拍数と呼吸数を推定する機能を開発したと明らかにした。健康管理アプリ「Google Fit」に同機能を同年3月から導入する。まずは同社のスマートフォン「Pixel」シリーズで利用可能にし、その後、ほかのAndroid端末に広げていく。(2021/02/08)

[10]エクォス・リサーチ、ヘルスチェックアプリ「タッチレス脈拍」にiOS版登場(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000066177.html
「タッチレス脈拍」は、スマホカメラに映した顔色から脈拍を測定できるヘルスチェックアプリ。光や明るさの変化と動きに影響されることのない“車に使用する色の識別技術”を活用。(2021/02/08)

[11]養命酒、テレワーク時の冷えに関する調査 2021【PDF】
https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20210209_hie_telework.pdf
https://www.yomeishu.co.jp/
調査では、「『テレワーク中にからだの冷えを感じる』自宅でテレワークをしている人の6割強」「職場勤務では冷えを感じなかった人の半数超がテレワーク冷えを実感」などがわかった。(2021/02/09)

[12]電通国際情報サービス、従業員のコンディションを可視化するツール「ウェルビーイングノート(R)」の提供開始
https://www.isid.co.jp/news/release/2021/0209.html
予防医学の専門家である石川善樹氏が監修した10問の設問を通して、従業員の日々のコンディションを可視化。本ツールは、職場におけるQWL(Quality of Working Life、労働環境の質)の維持・向上を支援するもので、サブスクリプション型のクラウドサービスとして提供。(2021/02/09)

[13]asken、国内食事管理アプリ初!「AI体型測定」機能をリリース
https://www.asken.inc/news/2021/2/8/ai
「AI体型測定機能」では、スマートフォンカメラで全身写真を撮るだけで、スリーサイズ(胸囲、ウエスト、ヒップ)、二の腕、太ももの5カ所の身体サイズ測定を行うことができる。3Dアバターの表示と、各サイズ推移の確認が可能。(2021/02/09)

[14]新社会システム総合研究所、Apple Watchによる自己健康管理術と医療データ連携サービスへの応用
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=20095
開催日は3月10日(水)。コロナ禍で病院受診控えなどが問題視される中、Apple Watchで収集するデータを活用して、セルフメンテナンスを行うことの意義は大きい。このために必要な、ユーザー、医療従事者、サービス提供者の正しい共通の認識を検討する。

[15]『Apple Fitness+』、有名人の声とともにウォーキングを楽しむ「Time to Walk」追加
https://mhealthwatch.jp/global/news20210204
「Time to Walk」では、ワークアウトのインストラクターがいない代わりに、著名人が自身の人生に起きた感動的なストーリーを語る。各セッションには著名人が自ら選んだ音楽が含まれ、ウォーキングの時間を通して流れる。(2021/02/04)

[16]視力は自宅で測る時代?手軽な本格視力検査キット『VisionCheck 2』
https://mhealthwatch.jp/global/news20210205
『VisionCheck 2』をアプリをインストールして、本体にスマホをセットすれば計測の準備完了。あとは画面の簡単な指示に従って計測を開始。計測は簡単で、自分の顔をスマホで写真におさめ、マーカーを瞳孔の中心に調整するだけ。(2021/02/05)

[17]『mHealth Watch』注目ニュース:アシックス、スポーツのデータ統合システムを応用しワーキングソリューションシステムを開発
https://mhealthwatch.jp/japan/news20210215
今回注目するのは、アシックスが開発したスポーツや運動習慣を記録・分析するデータ統合システムを応用し、施設や工場における従業員の行動分析が行えるワーキングソリューションシステムに関するニュースです。(2021/02/15)

[18]Welby、徳島大学とAIを活用した糖尿病自己管理支援システムの共同研究を開始
https://welby.jp/category/news/210210153000.html
本システムが実現することで、糖尿病患者さんは、医療従事者を介さず、患者自身のバイタルや活動状況に合わせた励ましメッセージや行動に関するアドバイスを受け取ることができる。(2021/02/10)

[19]ウェルネス・コミュニケーションズ、Avenirと共同で「健康管理室のアウトソーシングサービス」の提供を開始【PDF】
https://wellcoms.jp/common/frame/plugins/fileUD/download.php?type=news_file&p=news_file_179.pdf&token=1c0f31adb3553aae1319c97cf9af6f0fbe151680&t=20210216123843
https://wellcoms.jp/
Avenirが「産業保健スタッフの確保」を行い、ウェルネス・コミュニケーションズの健康管理クラウド「ヘルスサポートシステム(HSS)」を活用した健康管理の運用を一括アウトソーシングすることで、円滑に、かつ合理的な価格で、従業員の健康管理を行うことができる。(2021/02/10)

[20]RIZAPとアシックス商事、「道が私のジムになる。」運動効果を高める“把持(はじ)力”に注目したシューズを発売開始
https://www.rizapgroup.com/news/press-releases/20210210-01/
「一歩の価値」を高めるシューズを目指し、トレーニングの専門的知識を有するライザップトレーナーの意見を取り入れ開発。指先で地面を掴む(握る)動き“足指把持運動”を促進させる「HAZUP(ハザップ)インナーソール」を採用。(2021/02/10)

[21]CureApp、禁煙への挑戦と成功を後押しする情報提供サイトをオープン
https://cureapp.blogspot.com/2021/02/blog-post.html
本サイトでは、最新禁煙治療の解説や、禁煙外来についての詳しい説明、たばこが健康に及ぼす正しい知識といった情報を掲載。(2021/02/10)

[22]異例ずくめのApple「心電図アプリ」日本解禁、厚労省が「適正使用」通知のワケ(日経デジタルヘルスより)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00546/00017/?ST=ch_digitalhealth
久保田博南の「医療機器トレンド・ウオッチ」より。異例ずくめのアップルに対する措置だが、日本の医療・ウエルネス(健康)産業にとってプラスの面が大きい。IT機器などの非医療機器で取得したデータを使った医療機器プログラムが認められたからだ。(2021/02/10)

[23]矢野経済研究所、パーソナルヘルスケアサービスに関する調査を実施(2020年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2495
本調査におけるパーソナルヘルスケアサービス市場とは、健康情報管理サービス市場、治療・予防アプリ市場、新興ヘルスケア市場の3分野を対象とする。高齢化社会の進展を背景に予防医療への関心が高まるなか、パーソナルヘルスケアサービスは今後も拡大基調。(2021/02/12)

[24]ネクストミーツ、代替肉のネクストミーツがOisixにて販売開始!(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000062184.html
日本の代替肉ブランドとして世界展開を進めるネクストミーツの人気商品「NEXT焼肉シリーズ」が食品宅配サービスOisixで購入可能になる。(2021/02/12)

[25]江崎グリコ、おいしさと適正糖質を両立する「SUNAO」ブランドがリニューアル!
https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/33097/
ブランドの想いと糖質量を記載したパッケージで適正糖質の理解を促進。2017年2月にアイスシリーズから発売を開始し、現在はビスケット・リゾットにも分野を広げて展開。(2021/02/15)

[26]フェアワーク、健康経営のためのトータル組織サーベイ「FairWork survey」リリース
https://fairwork.jp/blog_articles/fairworksurvey.html
「FairWork survey」では、法定ストレスチェックに加え、産業組織心理学の知見に基づいた各種サーベイや、健康投資管理会計ガイドラインに記載されているヘルスリテラシー調査などのパッケージをSaaSにて提供。(2021/02/15)

[27]ライフログテクノロジー、オンラインダイエットサービス「TRIET」に食事管理ツール「カロミルアドバイス」の導入が開始
https://www.calomeal.com/pressrelease/20210215.html
「TRIET(トライエット)」は、スマホ1台で理想の体型やボディメイク知識が身につく、オンラインダイエットサービス。パーソナルトレーニングの新たな選択肢として、スマートフォンを用い、好きな時に好きな場所でトレーニングできる、オンラインダイエットという形を提供している。(2021/02/15)

[28]ガーミンジャパン、Garmin、妊婦経過をトラッキングできる新機能を搭載
https://www.garmin.co.jp/news/pressroom/news2021-0215-garmin-pregnancy-tracking/
女性が抱える身体の課題を解決する「フェムテック」を充実すべく、自社スマートウォッチシリーズと連動して活用するモバイルアプリ「Garmin Connect」に、新たな女性向けヘルスケア機能として「妊娠トラッキング」機能を搭載。(2021/02/15)

[29]ロッテ、「ガム咀嚼」によって「唾液中の免疫物質(IgA)が2.5倍に増加」することを確認【PDF】
https://www.lotte.co.jp/info/news/pdf/20210215080620.pdf
https://www.lotte.co.jp/corporate/
唾液は口腔内の自浄作用と全身の健康に関与している。唾液中の成分の一つであるIgAは感染症の予防を担う重要な免疫物質。ガムを咀嚼することで、安静時と比較して唾液の分泌が促進され、口腔内のIgA分泌が約2.5倍(5分間咀嚼時)に増加することが確認された。(2021/02/15)

[30]PHONE APPLI、バイタルサイン測定技術を活用した健康管理アプリケーションをトライアルリリース
https://phoneappli.net/2021/02/20210216-press.html
PHONE APPLIは、リモートワーク下での社員の心身の健康状態を把握し、勤怠・出社状況を把握できるアプリケーションを開発。毎朝のルーティンとして社内トライアルを開始。(2021/02/16)

[31]三越伊勢丹ホールディングス、「TOTAL BODY STUDIO GINZA」が銀座三越で開催(PR TIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001611.000008372.html
楽しくおうちフィットネスができるエクササイズアイテムが大集合。より効果的なエクササイズが楽しめるアイテムの数々の紹介はもちろん、トレーニングイベントやトレーニングセミナー&スペシャル座談会を開催。(2021/02/16)

[32]ヘルスケア・ビジネスナレッジ、予防医療ビジネスのつくり方、みつけ方
https://www.healthcarebiz.jp/archives/553
開催日は3月7日(日)。セリスタ株式会社主催「Sunday WellnessBreezeシーズン6-1」に、現在HBWキーパーソンインタビューに掲載中の西根英一氏登壇。

[33]新社会システム総合研究所、日本における健康・医療データ利活用の現状とデータヘルス改革の進捗
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=21115
開催日は3月23日(火)。コロナ禍で改めて国のデータ利活用の遅れが浮き彫りとなった。そこで、諸外国のデータ整備状況や利活用の状況を参照しながら、日本におけるデータ利活用の現状と、データヘルス改革の進捗を国の公表資料をもとに紹介。

[34]23andMe、VG AcquisitionCorpとの合併により上場へ
https://mhealthwatch.jp/global/news20210212
両社は今年の第2四半期を完了予定とする最終的な合併契約を締結したことを発表した。合併が完了すると、合併会社の株式はニューヨーク証券取引所でティッカーシンボル「ME」で取引されることになる。(2021/02/12)

[35]『Google Fit』、間もなくスマートフォンのカメラを使用して、心拍数と呼吸数を記録可能に
https://mhealthwatch.jp/global/news20210212-2
Google Healthは、スマートフォンのカメラ以外のハードウェアを必要とせずに、AIを使ってユーザーに心拍数と呼吸数の測定値を提供する、『Google Fit』アプリに搭載される新たなウェルネス機能を発表した。(2021/02/12)

[36]『mHealth Watch』注目ニュース:肌がわかるスマートミラー『Themis』
https://mhealthwatch.jp/global/news20210222
スマートミラーで検索してもらえればわかるように、けっこう前から国内外でそれなりの数が発表されています。今回紹介する『Themis』が、スマートミラー市場の中で際立った存在かと言うと、そんなことはありません。では、なぜ取り上げたのか?(2021/02/22)